付け焼き刃の覚え書き

 本や映画についての感想とかゲームの覚え書きとかあれこれ。(無記名コメントはご遠慮ください)

「ダンナ様はFBI」 田中ミエ

2012-02-24 | 伝記・ノンフィクション
 「人は見た目じゃない」と考えて生きてきたけれど、結婚して夫から徹底的に仕込まれたことからすると、どうやら「人は見た目」らしい。
 コピーライターで、最近はインタビューの仕事もしている著者が結婚したのはアメリカ人で、FBIの捜査官だった……。

 自分みたいな人間には、いかにも少女マンガなイラストよりも取っつきにくい表紙ですが、本屋で半分くらい立ち読みして面白かったので購入。
 FBIで麻薬捜査などを担当していた捜査官が、日本で見初めた女性と結婚し一緒にくらしていく中で、FBI流の危機管理のテクニックやプロファイリングを日常生活やビジネスシーンに応用するよう妻を仕込んでいく話。
 なのでビジネスのノウハウ本としても読めるし、ストーリー的には『ダーリンは外国人』とか『インド夫婦茶碗』より、『パイナップル・アーミー』の方が近いかも。まだアスクルも無かった時代に住所氏名の分かるものやデータの入ったCDを捨てるときにはシュレッダーにかけろとか、新居の鍵はプロの錠前師に付け替えてもらえとか、ドアの内側にはメジャーを縦に張りつけるとか……。

「自分に投資しなければ、子供にも投資できない。投資は自分に7割、子供に3割だ。自分への投資は必ず子供にも反映するよ」

 2008年に単行本化されたものだけれど、2012年に文庫になるにあたって最後の1節が書き加えられ、この話は幕となります。

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「E.G.コンバット 2nd」 秋山瑞人

2012-02-24 | ミリタリーSF・未来戦記
「ご武運を。あなた方の行く先に、いつも暖かな空気がありますように」

 落ちこぼれ訓練生チームのルノア隊が、誰にも攻略不可能と思われた緊急出撃訓練をクリアした!
 興奮冷めやらぬルノア隊と協力し、やはりミッションをクリアしたもう1つのチームであるカデナ隊では、訓練基地随一の優等生カデナ・メイプルリーフが、憧れのルノア教官に何とか自分の隊の指導教官になってもらおうと画策を始める。
 そんなカデナをルノアは諭すのだが……。

 実習が実戦に変わるとき、カデナは反逆者となる。

 女性を優先して狙う生成晶から逃れるため、人類の女性の大半が疎開した月は、地球戦線の情報もろくに伝わらず、危機感が希薄な情報のガラパゴスではあったけれど、実際はそれより遙かにヤバい場所でした……という話。さっきまで普通にバカ話していた仲間が次の瞬間には消えているような展開に真っ青。
 でも、まだ出版社的には「爆笑&感動」のキャッチフレーズが生きてます。確かに笑えるけれど、コメディとは違うんだよね。半分は試験で、半分は査問。
 カデナ、いいこじゃないか。

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