
平凡な1年生に過ぎなかった福沢祐巳は、ひょんなことから憧れの上級生であり、薔薇さまと呼ばれる生徒会の一員である小笠原祥子に姉妹宣言をされてしまう……。
「しっかりして見えても、たかだか高校生だから臆病なのよ」
白薔薇さまの言葉。
長編シリーズとなった「マリア様がみてる」の1作目。学園祭が終わるまでの慌ただしい2週間の学園を舞台に、少女たちが自分の居場所を見つけるまでの物語。上級生は憧れの先輩であり手の届かない存在だという高校生の視点と、所詮はみんな同じ高校生だというツッコミ入りまくりの冷静な視点と両建てなので、高校時代が遙か過去となった男性でも安心して読めます……というか、周囲で進めてきたのはみんな男連中ばかりなんですが……。(2009/02/29)
仕事が繁忙期で精神的にゆとりがなくなると、未知のものに手を出しにくくなりますね。
面白そうと思って買ってきた本が未読のまま山積みになっていても、ついつい手を伸ばすのは「結末が分かっていて、ハッピーエンドが約束されている、軽い物語」ばかり。(2012/02/26)
【マリア様がみてる】【今野緒雪】【コバルト文庫】【学園祭】【百面相】【温室】