「わたしも、少し年をとったという気がするのは、雑誌のさし絵とか見るときだけよ。描いてある主人公も女主人公も、わたしにはあまり若すぎるように見えてきたの」
アン・ブライスは親友ダイアナに老けたかどうかは見る人によると言う。
新婚時代を過ごした夢の家を離れ、炉辺荘(イングルサイド)に引っ越した子だくさんのブライス一家。
そこにギルバートの親戚のメアリ・マライア・ブライスおばさんがやってきた。2、3週間遊びに来るという話だったけれど、いつまで経っても帰る気配はない。子供たちに厳しく、何かにつけて口うるさく、物事には悲観的で、食事でも何でも好き嫌いの多いメアリおばさんだったが、ギルバートには彼女に「そろそろ帰ってくれ」ということができない。まったく男というやつは……。
村岡訳の「赤毛のアン」シリーズをHACCANのイラストで今風にしてみたもので、今回は炉辺荘での子供たちの大騒ぎを中心にした大家族ものです。子供を育てた経験のある人には身につまされる回かも。懐かしい人との再会あり、新しい人との出会いあり。困った人やとんでもない人も出てくるのは仕方がありません。心の友っていうのは、だから貴重な存在なのです。そう、ちょっとふっくらしてきたダイアナも良いもんですよ?
ちなみにタイトルの炉辺荘には「ろへんそう」とふりがな打ってますが、「イングルサイド」にしといて欲しいかな。
【炉辺荘のアン】【赤毛のアン6】【L・M・モンゴメリ】【村岡花子】【HACCAN】【青い鳥文庫】【サンタクロース】【真珠の首飾り】【ほら吹き】
アン・ブライスは親友ダイアナに老けたかどうかは見る人によると言う。
新婚時代を過ごした夢の家を離れ、炉辺荘(イングルサイド)に引っ越した子だくさんのブライス一家。
そこにギルバートの親戚のメアリ・マライア・ブライスおばさんがやってきた。2、3週間遊びに来るという話だったけれど、いつまで経っても帰る気配はない。子供たちに厳しく、何かにつけて口うるさく、物事には悲観的で、食事でも何でも好き嫌いの多いメアリおばさんだったが、ギルバートには彼女に「そろそろ帰ってくれ」ということができない。まったく男というやつは……。
村岡訳の「赤毛のアン」シリーズをHACCANのイラストで今風にしてみたもので、今回は炉辺荘での子供たちの大騒ぎを中心にした大家族ものです。子供を育てた経験のある人には身につまされる回かも。懐かしい人との再会あり、新しい人との出会いあり。困った人やとんでもない人も出てくるのは仕方がありません。心の友っていうのは、だから貴重な存在なのです。そう、ちょっとふっくらしてきたダイアナも良いもんですよ?
ちなみにタイトルの炉辺荘には「ろへんそう」とふりがな打ってますが、「イングルサイド」にしといて欲しいかな。
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