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今年の締めくくりー超重量級の日々

 今年の年末、12月になっていろんな行事が重なって結構ヘビーな毎日だった。先日のピアノの弾き合い会がその始まり。リストのバラ-ド2番、暗譜できているつもりとはいえ、やはり1日で準備というのは無謀だった。暗譜奏には最低1週間前に人前で弾いておくのが鉄則という初心に帰ろう。あれ以来叙情部分の4パタ-ンを毎日同じ弾くようにした。デクの難しいところはずっとそうしていたが、暗譜の難しいゆっくりしたところも実はそうするべきだったのだ!

 翌週はK先生のクリスマス会。ショパンのバラ3、本番の1周間前にいろいろアドバイスしてもらったけど、自分の調子が崩れると弾けなくなるのでいつも通りつつがなく弾くいう事を目標にする事にした。何も変わってないとがっかりされた事とは思うけど、仕方ないよぉ〜。Σ(-᷅_-᷄๑) こういう会で楽しめる人に私はなりたい…。

 そして引き続きその週にキャンセルにならなかった修学旅行に出発した。全体指導の時、なんとも正直な先生が「大人数の引率は本当に大変な事なのでキャンセルになったらいいのにと思っていた」と何回も言わはって、「そんなに正直でいいの?」と思ったよ。(^^;;。今回の修学旅行、自由時間をいただけたので以前働いていた会社のお友達と12年ぶりに会う約束をした。会社辞めて12年、新しい職に就くことになり、茨の道を進み続けた。本当にいろんな事があったけど、今にしてまた会えるという事を(しかも友人たちはリストラにも会わず、立派に出世していた!)本当に幸せだと思って、それこそ神様のご加護に感謝だー!
 修学旅行中は普段の早寝早起き毎日1時間練習から遅寝早起き、練習ゼロという生活だった。リズムが狂うけど、弾けない時は楽譜見てるだけでものすごく弾けるようになったという話を聞いた事があったので、本当がどうか確認できるいい機会だ。

 帰ってからはこれまた久しぶりのお友達(多分4年ぶりくらい?)との弾き合い会。ちょっと音のコントロールが難しいピアノだった。反響が多すぎるとでも言おうか。お風呂の中で弾いているかのような〜〜。ラフ3を弾いたが、あまりの弾けなさに茫然となってしまった。暗譜が飛んで、とまりまくり。どんな状況下でも弾けるようにというジョッシュさんの教えにピッタリの試練だった。(´༎ຶོρ༎ຶོ`)大号泣

 そして年末にはいよいよ1楽章後半の壮絶なカデンツアのレッスンと意気込んでいたら、まさかのコロナ陽性に。あれあれ、やっぱり疲れが溜まっていたのかな?同僚の先生には「終業式を終えてのこのタイミングは教師の鏡!?です」とお褒めの言葉をいただいたけどね苦笑〜〜。
 
 カデンツァ、またしてもレッスン延期!仕方ないけど、あともう少しだったのに、と思うと悔しいなぁ。弾きなさいと言われたらためらうけど弾いてと言われないと逆に「弾きたいのです!」という気持ちになる。これくらいの意気込みを持たないと弾けないよね…。という事でまた、来年頑張る事にしよう。ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

 
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K先生のクリスマス会

 先日K先生のクリスマス会が行われた。マンションの6階にある眺望の良い小洒落たお店。茶色の優しい音色のピアノがあった。
 クリスマスという事で、先生から「何か赤いものを身につけて来てください」とのご提案。そんなのあったかなあ〜〜?持ってないよねえ〜〜とよくよく考えてみたら、そうだ!ス-ツがあった!と思いついた。でもあまりにも長い間来ていないからもうすてたかなあ?とダンスの中を見てみたら残ってました!という事で、結構派手な紅のス-ツで参加させていただく事となった。
 バラ3、暗譜はきっちりできていたはずだが、本番というのはいろんな事が起こるから油断できない。慎重に弾き始めたら自分としてはちょっと遅い目のテンポになってしまった。あれあれ、どこから元に戻していこうか?と思ったけどいつのまにか戻っていた。全然としてはまずまず弾けたと思うがちょっとオクタ-ブの転調の続く難所の音が不確実になってしまった…。これも毎日練習で完全に修正しとかないといけない。
 K先生はまだ知り合って間がないので先生のコミュニティは私にとって見知らぬ人々の集まりだ。なので緊張感はより強かった。普段からよく知っている人々ならもう少しリラックスできたかもしれない。望むべくはどちらにしても同じように弾ける事で、それには曲に対するアプローチとか、こういう風に表現したいというのをもっと確固として持っとかないとダメだと思ったなあ〜〜。

 会の後は先生の生徒さんたちとご家族も交えて楽しい食事会となった。コロナ禍で忘れていた久しぶりの楽しさだった。幾つになっても新しい出会いをもたらしてくれるピアノとホスピタリティーいっぱいのK先生に感謝!
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暗譜で弾ける曲を増やしたい

 今取り組んでいることの一つは暗譜で弾ける曲を増やすことだ。弾き合い会で、「では今日はこれを弾きます」と気軽に弾かれるのを見て、自分の持ち曲をいろいろ持っているのって素敵だなあと思ったのだ。
 私はこれまでいろんな曲を四苦八苦して弾いて、ポンコツの頭に叩き込んで人前でもなんとか弾いて…、はい、頑張りました。という事を繰り返してきたけど、時が経つとものすごく苦労してやっと弾けるようになった曲もそのうちに忘れてしまって弾けなくなっていた。気がつくと、その時練習している曲しか弾けないという状態…。う-ん、憧れの曲をやっと弾けるようになったのに、なんともったいない事よ。
 そんなわけで、その方のように、「今日はこの曲を弾きます」という曲を15曲くらい持っときたい(ソナタは1楽章を1つと数える)と、目標を立てた。
  15曲は結構大きな目標だ。でも、自分が弾いてきた曲はそれより多いのでその一部という事になる。高校生の頃からしどろもどろでも弾いていた曲は暗譜が強い。なので、結構数に入れやすい。問題は40超えて取り組んだ曲だが、繰り返し弾いていたらなんとかなるのではないかな。d(^_^o)
 ぼちぼち頑張ろう〜〜。
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野外の活動無事終了

 部活の伴奏の仕事があった。野外の会場。風で楽譜が飛んでいきそうになるのでクリアファイルに挟んだり、養生テ-プで譜面に固定したり、普段全く気にかけてないことをたくさんしないといけなかった。私のセッティングは譜面も広げるし、曲ごとに変えるしなどめっちゃ時間がかかりそうだったので、あらかじめ指揮者の先生に曲の間を長く時間をとってくださいとお願いしていたにもかかわらず、やっぱりめっちゃ時間かかってしまい、生徒たちに「先生まだですか?」と聞かれる始末。しかしここで焦って譜面が飛んでったなんて事になると、万事休すだから妥協はできない。Σ(-᷅_-᷄๑)

 弾いてる途中にペダルは90度回転して横向いてたし、バタバタはためくし、で、頭から湯気が出そうだったが、なんとか終わった。普段間違わないようなところであからさまなミスもしてしまったけど、そこは素知らぬ顔で決して止まらず…の精神で弾き飛ばす…。(やっぱり私下手よねぇ)。
 手に鬼のサンバの曲は電子ピアノの鍵盤が軽く、さほど疲れず、これだけは弾いてていい感じだった。
 あー、終わってホッとしたなあ〜。楽譜楽譜終始見れたからそれ以上はもう何も求めない〜〜。(^^;;
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右手に鬼のサンバのリズム

 部活で「風になりたい」を演奏する事になった。この曲の伴奏はずっとサンバのリズムを右手で刻む。私のイメージは緩やかに漂うようにリズムに乗って弾くというものだったが、指揮者よ先生の指定のテンポはめっちゃ早く「なんで??」と訳が分からなかった。帰ってからユ-チュ-ブで確認。やっぱり速い!
 右手が本当に鬼。繰り返しの後で筋肉痛で腕が動かなくなり、ゴ-ルまで後どのくらい?と息も絶え絶えに…。
 そこで思い出したのが佳子先生の言葉。「右手でリズムを取るのではなく左手で取る。右手のメロディーはそれに乗っかって行くだけ」。なので左手の四分音符をフォルテで弾き右手はただただそれに合わすのみという風にしてみた。するとなんとか様になってきた。それでも中間部は鬼だったが、耐えれるくらいになった。
 軽く弾くにはただただ乗っかる。これは教訓かもしれないなあ〜。(*゚▽゚*)
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苦しみの表情 ー 車田さんのyou tube

 最近ハマっているyou tubeサイトがある。それはドイツ在住の声楽家、車田さんの動画だ.音楽の事、作曲家の事、業界の諸事情などを分かりやすく解説してくれている。その中で特によかったのが、日本人は苦しそうな表情で音楽を演奏する人が多いという動画。 

 以前、フランクを弾いていた時、自分の顔を曲のイメージと一致させないと音楽に入り込んでいけないと思ったのだが、どうも西洋人は捉え方が違うようだ。つまり苦しみをうちにこめて苦悶の表情で弾くのは、「そんなに具合が悪ければ演奏をやめて休んだらよい」という見方になるそうだ。苦しみも自分で受け止めすぎると音楽が広がっていかない。なので外に開かれた苦しみの表情をするのだと。曲と苦しみを分かち合うのは演歌の世界らしい。なるほど、音楽の表現は外向きに開かれたものでないといけないんだな。

 声楽家の世界ではエ-ジェントと一緒に表情も作っていくので、おかしかったら直されるらしい。ピアノを弾く時も、エ-ジエントに直されるかも?と思いながら弾かないといけないんだなあ〜〜。


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新曲と思い出し練習

 今新しい曲の譜読みを始めた。それはショパンのポロネ-ズ第4番。この曲は胸キュンのところがあり、いつも心がときめく。でもまだまだ思うように弾けないから半分はイライラ…。
 それと同時に前に努力して弾いたのにもはや弾けなくなってしまった曲の復活練習を始めた。ショパンソナタ3番の第4楽章、英雄ポロネ-ズ、ため息、カンパネラなどなどなど。大体1日10分前後が目安。とりあえずゆっくり思い出すことから始めるので、それぞれ全曲を通せるようになるにはだいぶかかりそう…。
   ショパンソナタは弾けていた時にはあまりわからなかったことの再発見があった。それは手の骨組みだけ残してその外の筋肉はぐにゃぐにゃに柔らかくしないといけないということ。そして指先の鋭敏さがすごく必要だということ。
 曲を維持するのって本当に大変だ。やっぱり練習時間の確保がキ-ポイントだなあと思う(^^;)。

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鳴りすぎるピアノ

 三宮方面に昼過ぎに出かける用事があった。空き時間がちょうど1時間ほど。いつも通っているスタジオはこの時間は割高なのでもう少しリ-ゾナブルプライスのところで練習する事にした。状態のいいピアノなんだけど、問題は鳴りすぎる事。あまりにもガンガンした音耳障り電話本当に酔いそうになる。という事でオンラインレッスン以外で極力そこに行くのは避けていたのだが、その日は意を決して行ってみた。

 始め、ああやっぱりこの耳の痛い音、苦痛だなあと思っていたが、時間が経って自分の奏法が少し変わったらかなりマシになった。どんなふうにしたかというと、極力指を寝かすようにした。そして指の芯を抜いて、ただただ撫でるようにして弾いた。するとだいぶましだった。普段自分の指の使い方は多分固い音仕様なのだろう。新たな発見があってよかったなあ〜〜
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K先生の会

 先日、体験レッスンを受けたK先生、とても気さくな方で、早くも懇親会に誘ってくださった。私は学校が夏休み中なので仕事を休みやすくてラッキーとばかりに、昼から休みをとって出かけて行った。
  先生宅はヤマハのピアノ。弾きやすいピアノさんだった。でも自分の中にあるイメージの音とは少し違っていて、それに近づけるにはちょっと時間が必要だったかな?先生宅に駆けつけて汗水垂らしながらの試し弾きでは少ししんどかった。

  さて本番タイム。ショパンのワルツ、スケ-ル一つぶっ飛び。これは普段の肝入りの練習不足だろうな。こういう風にならないように練習せんといかん。酷かったのは泉のほとりで。曲のイメージは静かな清水湧き出るものなのに、私の演奏は火でスルメかなんか炙っているみたいだった。落ち着きがなく、音も雑で、暗譜はぶっ飛び、こんなものは聞いてもらったらいかんのだああー。ましてやK先生はスイスに縁のある方で、この曲はスイスの美しさを反映してるものなのに、活火山みたいになってしまった…。

 あまりの出来の悪さに、すぐに録音を聞く勇気はなかったので、1日置いて聞いてみた。16分音符が♬最後に加速しすぎ。これがどんどん速くなって行った原因だ。左手が飛んでるから間に合わせようとそんな風になってしまう。余りの弾けなさに泣きそうになったが、😭😭自分の悪いところが分かってよかった。
 
  しかしそれにしても会って2回目なのにお招きくださった先生に感謝。他の参加者の方にも「私は先生とお会いするの、2回目なのです」というとご主人が「妻は外人みたいな所があるので全く大丈夫です」というお返事だった。新しい出会いに感謝〜〜。ピアノって生活を豊かにしてくれるなあ!ありがたい事だ
・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。..。.:*・゜゚・
 
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マエストロ・ゲキチのコンサート

 マエストロ・ゲキチのコンサートを聴きに出かけた。ピアノソナタを4つという超重量級のプログラム。しかもそのソナタがすごくって、モ-ツアルトの331を始めとして、熱情、ショパンの3番ソナタ、そして極めつきはプロコフィエフの戦争ソナタ。
 なんともすごいコンサートだった。それぞれが深く練られた演奏で、心に染み渡る歌を聴かせてくれたり、はたまた雷鳴轟くようなフオルテシモで、ピアノが重厚に持っている響きの最大限まだ鳴り、またそれが全く濁らず宇宙な壮大さを見せてもらったり、あるいは繰り返しはそのたび違う声部が浮き彫りにされ、マエストロの深い思索を伝えていた。
 ピアノに魂が入り込み、楽曲を歌いきる。なんだか、普段の練習で、ここは強く、弱くとかちまちまやってる小手先の技が、違う次元の音楽でどこか別の場所に一掃されてしまったような気がした。
 まさに、異次元の音楽。それを聴かせていただいたのだった。
 マエストロのパワーは最後まで衰えず、その体力も超人的だった。
 本当にすごかった。こんなコンサートがこの世に存在したのだとこの世の不思議に出会った気がした…。
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