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録音を聞いてみて

先日の本番から早1週間が過ぎた。ようやく少し落ち着いたので録音を聞いてみた。
それで、まったく酷いものだとがっかりした。
1楽章、先生にこっぴどく言われてましになっているはずなのに、まだまだひどかった。なんというか、鰹節の削る前のものが頭に浮かんできた。つまりカチンコチンということ。まぁ、自分では調子に乗って弾いているのだろうが、注意深くない。調子に乗ることのみが目標となっていないか、もう一度考え直す必要がある。曲は色々と変化する。その中での過程ができていない。自分ではできているつもりだけど、本当に落とし込まないと成就したと言えない。今の段階ではいったい君は何がしたいのか、と突き詰められたら何も言えなくなってしまう代物でしかない。

2楽章、もっと軽やかに弾けたらいいけど、技術的に難しいかな…。

3楽章、譜面見ないで弾けたらいいなぁ。

4楽章、今年一番たくさん弾いてるけどやっぱり下手だなあ。

と、がっくりきてしまった。
。゚(゚´Д`゚)゚。

こんなに下手なのによく大それて弾いたものだと恥ずかしくなる。(。-_-。)

自分の下手さを実感しだけど、また明日から頑張ろうと思った。
(−_−;)
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サ-クルの本番終了

先日サ-クルの定期演奏会があった。ここでは長く弾かせてもらえる。去年はリストのソナタを弾かせてもらったが、今年はショパンのソナタ3番に挑戦した。第3楽章の暗譜はやはり困難を極めて(苦笑)出来なかったので譜面見て弾いたが、そのおかげでこの怖いゆっくりした楽章もなんとか流れを壊さずに弾けた。(^^;;

会場にはべ-ゼンとザルターがあったが、ザルターの方が鍵盤が軽かったので迷わずこちらを選んだ。第4楽章でいつも苦戦してるからね。でも弾いていて一番自分でその素晴らしさに感動したのは第3楽章だった。透明感のある優しい響きの音で、稚拙な演奏の私でもコントロールがしやすくてすごく私の気持ちに応えてくれるピアノさんだった。聞きに来てくれた私の父も第3楽章がよかったと言ってくれた。

この楽章は不思議だ。昔この曲をよく聞いていた時は華やかな他の楽章に比べて退屈で、いつも眠くなってしまっていたのに自分で弾くとその魅力に取り憑かれてしまう。聞くよりも弾く方がいい曲ってあるんやね。最近「君に読む物語」という映画を見たがその中でボ-トで海に漕ぎ出し、白鳥達に囲まれるというシ-ンがあった。その夢の中を進んでいくような情感に相通ずるものがある。本番のピアノの夢のような音がすごく自分に高揚感を与えてくれた。

それから、長く弾くということに関してだが気づいた事は、弾いている分には時間は短く感じるものだという事。たくさんの展開や発展があるので、それを登り降りしていたら最後まで行き着くという感じで、なっがいなぁ、と思って弾くものではないという事だ。(^_^;)

この日は父だけでなく母も来てくれた。高齢になっても娘の発表会に来てくれる親にとても感謝の気持ちで胸がいっぱいになったし、ピアノやっててよかったなあとつくづく思ったのだった。

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1週間前練習の特効薬神話は打ち砕かれた…

お友達の発表会でショパンのソナタ3番の第4楽章を弾かせてもらった。ところが結果は、暗譜落ちで撃沈してしまった。
(;´д`)。゚(゚´Д`゚)゚。(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

え-、なんでー?

仕事で時間休を取って一週間以内に人前で練習するといういつものパターンも、今回はちゃんとクリアしていたというのに。この曲はリレーコンサートでも弾いたし、何度も人前に出してるというのに。なぜか急に音に迷って調子を崩してしまった。

大号泣したい気持ちを抑えて冷静に考えてみる。まず、仕事が相変わらず忙しく、し残していることが頭から離れずにいたこと、椅子が右と左とわずかにずれていて気持ち悪かったこと-教訓、これは、絶対直さないとダメ。だいぶ前にも普段より低い椅子で本番弾いたら全く弾けなくなり大恥かいたし。そしてやっぱり、練習の仕方が良くなかったと思う。暗譜落ちしやすいのは、離れている音や転調するところ。そこを徹底してやらなくてはいけなかった。

本番前の自分の弱さを今思い出してきる、本番を終わって普通の精神状態に戻った今の自分はそういう弱い私を情けないと思いつつ、自分はそういう人間やったと改めて思い知るのだった。

でも、思う。仕事のせいにしてはならないし、練習不足のせいにしてもいけない。
うまくいかなかったことを何かのせいにしたいけど、したらダメなのだ。多分あれだけ心が弱かったら、どんなに練習しても不安だったと思う。不安という落とし穴は高所恐怖症に似てるかも。恐怖を感じずに高所で作業できる人もたくさんいる。きっと本番に強い人は同様に不安を感じないから、うまくいくのだ。

だから普段からむやみやたらに不安を感じるのはやめようと思う。不安というのは底なし沼みたいだ。そこには近づかないように気をつけないといけない。



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整理された演奏を目指す

学校は中間考査の今がレッスンに行けるチャンスということで佳子先生の所に行ってきた。
ソナタ3番の3楽章と1楽章を見ていただいた。
まずは3楽章、始めっから駄目出し。ピアノを鳴らすにはどうしたらいいか考えましょうと言われた。重いものを持ち上げる時に背筋を使うのと同じ感覚がピアノにも必要だと。左手は両手でバスとテナーの弾き分けをして、その和声の移り変わりにのっとり右手は歌うのみだと。決して右手で音楽を引っ張っていくのではないと言われた。
第1楽章は全ての音を弾きすぎ。いわゆる素人の、頑張って弾きました、という典型的な演奏になっていると耳の痛いきつめの言葉。(T_T)
リズムを直すこと、音価を理解する事、強弱のつけ方をもっと工夫して整理された演奏を目指すべきであると言われた。
(>_<)

望ましい演奏とは 6割が没頭、4割が冷静なのだそうだ。

先生に聞いていただけて本当に良かったと思う。

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練習会で弱い点をあぶり出す

先日久しぶりに練習会に参加した。昨年12月にお友達と練習会してから3カ月ぶり。やっぱり緊張した〜〜。

まるで波に揺られる小船みたいに、いろんなところで波にのまれてしまった。波を起こしているのは自分の弱い心だ。ああ、次難しいとか、だめだ、どんどん速くなって行ってるとか、そういうふうに感じたら余計に乱れ続けてしまった。暗譜はきっちりできてたはずなのに、甘く浮足だつところが暴露されていく。弾き終わってから、本当に大きなため息が出てしまった。

あ〜、次の本番まで一週間、どうなることか。しかし、気を取り直そう。このひどい録音は宝の山。今まで見つけられなかった弱点がてんこ盛りだ。さあ、補強工事を頑張ろう。
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レッスン後の研究

どうしても弾きにくい第2楽章、レッスンの録音を聴きながらいろいろ試してみた。やっぱり先生が弾くのは後から聴いてもCDと一緒だった。それに対して私が弾くのは、もったりして拍感がない。そうか、やっぱり強拍をもっと強く弾かないといかんのだ(だって強だから)。こんなあたり前の事も自分では分からないなんて、なさけないなぁ。

でもここですごい気づき。強いということは強くジャンプできるということ、つまりその後は力が抜けるのだ。手を広げて弾くという状態から、指が鍵盤の点を取っていけるように手首の可動域を広げる状態に変える。以前手をすぼめて手の平の中心を意識してグリグリすると聞いたことがあるけど、それはここにつながるのかも。
いろいろチャレンジは続く〜〜。
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久しぶりのレッスン

久しぶりに男前先生のレッスンを受けた。実は先週予約していたはずが、まさかの先生現れず!となり一週間後にレッスン延期となった。
先生の勘違いが原因で、私は休みも取っていた手前ちょっと苦情を言おうかと思っていたのだが、この日乗った各停の電車が特急待ち、準急待ちを繰り返し止まる止まる。それで今度は私が遅れてしまった。定刻より4分後に息せききってたどり着いたら、先生はちゃんといらっしゃって、「この前は日を間違えてすみませんでした」と言われた。「いいえ、私も遅れてしまってすみません、先生、私を覚えてらっしゃいますか?」と私。「もちろん覚えてますよ」(まあ、光栄だわ)と私は振り上げていた拳を下すことはなく、ヒラヒラ空気を描きながら何事もなかったかのように納めて念願のレッスン開始となった。

先生いわく、「この曲は2楽章と4楽章が難しいですね。」だそうだ。1って激ムズじゃないのかな…。
2のアルペジオどうしてもはまらないです。というと、リズム 練習とかするんですよ、と言われたが、でもいろいろやっても悲しいことに大して効果がないと訴えたが、さてどうしましょう、みたいな感じだった。とりあえず先生が弾かれるのを見ていたら、音が力強くて、とても速くてCDみたいだった。自分が弾くとなぜそうはならないのかな? 謎は残り続けている。まだまだ研究の余地ありだなあ。

第3楽章も、掴み所がない感じなのをどう掴んでいくか、たくさんのヒントをもらえた。

また頑張って練習しようと思ったのだった。やっぱりレッスンはたくさんの刺激をいただけてありがたいなあ〜〜。♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
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次の目標

本日は仕事は半日にして、昼からはスタジオにて練習。12月のちょっと切羽詰まった練習のおかげでなんとかソナタ3の第4楽章は大方暗譜できたが、部屋に入ってすぐにいきなり暗譜で録音練習というのはまだまだかなりチャレンジ。でも敢えて挑んでみる。やっぱり普段からSで自分を鍛えていたら、きっと本番にも強くなれるのだと思う〜〜。(多分)

今月は授業も終了したので仕事は少し余裕。なのでこの機会に第1楽章の復活と第3楽章の暗譜に挑む事にした。暗譜は本当にしんどいけど、脳トレには最高だと思う。ピアノってすごく頭を使うと思う。結局覚えてないと弾けないからね。頭ってできるだけ使うようにしないと衰えていくよね。筋力が衰えるのと一緒で。前にとある方に言われた「無理やり覚えるんです。」という言葉が私はとても気に入っている。その方にあやかって、自分もそうしようと思う。
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ショパンはセッション⁉︎?

ピアノソナタ3の4楽章の左手の暗譜、凄く大変。音域も普通が10度で広い上に、伴奏の役も持ちながら、すごく音が語っている。これを見逃して弾くと多分あまりいい演奏にはならないんだろうなあ。

それについて、最近思うことが一つある、それは、私の娘はポピュラーミュージックも習いに行っているんだけれど、その時先生が興味深い事を言っていたそうだ。「ショパンやベ-ト-ベンはセッションだよ。バッハはジャズだ。」と。本当にその言葉が左手の語り方を得て妙に表現していると思う。
即興的なのよね、メロディーに呼応して別の言葉語りだす。そう思ったらしんどい暗譜が楽しくなるかな? でもオクタ-ブならぬ10度というのがまずしんどくて、楽しいとか、面白いとかなかなか思えないなぁ…。(;´д`)
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レッスンに行ってきた

レッスンに行ってきた。曲はショパンのピアノソナタ3の第4楽章とカンパネラ。
遠方だし、仕事が忙しくなると来にくくなるのでついつい欲張ってしまう〜〜。

まずソナタ、最後までは譜面を読みきれずに持って行ってしまったが、問題が多すぎて別にそれは大したことではなかった。全体としてリズム感が良くないと言うか、いえ、良くないどころではなく、リズムがない!と言われてしまった。(>_<)

先生いわく、左ばっかり練習しましょう。右はそれに乗っかるだけです、すると違うものが見せてきます。それと弱起の音から持っていくようにしましょう。それが西洋人の感じ方ですから。ということで、余り弾けてない時にきてくれてよかった、と言われたのだった。(^◇^;)

特に難しかったのはクロスリズムのところ。右が3左が4になる部分。これは最小公倍数の12を割って線引きしたものを書いて、その通りの長さになるようにしましょう、と言われた。これはとてもわかりやすい指導だった。今はリズムがグチャグチャで聞いてる人が気持ち悪くなりますよ〜とかなり厳しく言われた。(;´д`)
右手で3つ、左手で4つ同時に叩けるようになるまでは音を出してはダメと、厳しい指導…。
でも、本当にレッスンを受けてよかった。適当に弾いてしまう事をせずに済んだと言うか、なんというか。σ(^_^;)

カンパネラの方は、跳躍の練習の仕方を教わった。後は練習あるのみかな。娘の話をしたら、「中3で手が大きいんだったら弾けるよ。」と娘が喜びそうな答えを即答してくださった。そして最後に、二人で一緒に頑張って、と。はい、先生、娘に負けないように頑張ります。╰(*´︶`*)╯♡
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