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ストリートピアノは楽しい

  職場の近くにストリートピアノがあると聞いて平日の半日休暇の日に行ってみた。

  アップライトが商業施設の中にあった。弾いてみたら空間が広いせいか、自分に音が返ってこない。後日、入り口付近だと結構よく聞こえるのがわかったけどね。

  弾いたのはカンパネラ。緊張感も得られるストリートピアノは練習中の曲にとって本当にありがたい存在だ。演奏はまだまだだけど、空間が広いから音がボワワ-ンとなってミスがあまり気にならず、下手な割に心地よく弾けた。(^^;)
  弾き終わったら若いお母さんと3歳くらいの小さな男の子が聞いてくれていた。軽く会釈してくださって嬉しかった。
  それからショパンのソナタ3の4楽章も弾いた。聞いてくださっていた方が1名いて話しかけてこられた。生で聞くのが一番いいと言ってくださった。見知らぬ方と音楽の話が出来てなんだかとても幸せな気持ちに包まれた。
  偉そうに聞こえるかもしれないけど、音楽の原点ってここにあるのかな?と思った。思うように弾けない苦しみから抜け出すための苦しい試行錯誤は聞いてくださる方の笑顔につながると知ると、自分という枠組みを超えて、世界が大きく広がるような気がしたのだった。
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