今宿大塚古墳(福岡県)
開発地域の真っただ中で悠然とした佇まいを見せる大型の前方後円墳である。5世紀末から6世紀初頭にかけての築造で、周濠、周堤を完全な姿を見ることが出来るのは嬉しい。また、この周辺は遺跡の宝庫だが、残念なことに開発によって殆どが消滅している。いかに開発と言う大義名分があってもこれだけの規模の前方後円墳を消滅させる訳にはいかなかったのだろう。「みんなの文化財を大切に」と言ってる者が破壊してはいかんよな。
当該ブログの記事は平成24年(2012)12月20日から平成25年1月2日までである。