小塚古墳(熊本県)
蜜柑で有名な天水町の丘陵上にに所在する。案内はあるものの残念だが説明は無い。御覧の様に道路沿いにあるのですぐ判る。熊本寄りに少し走れば大塚がある。築造は4世紀から5世紀にかけてのものだと言われるがそれはこの地域に所在する古墳群の形成時代である。
御覧になってお判りの様に表土が流れているのだろう。版築された基壇が三層から四層の様に見える。主体部がどうも竪穴式石室の様である。有明海を望む位置にあるのでこの地域の首長の奥津城なのであろう。周囲には河内晩柑が収穫を今か今かと待っている。ほのかに漂う柑橘類の香りが心を落ち着けてくれる。有明海から吹き上がる潮風はまた心地いい。良いところだぞ。
当該ブログの記事は令和2年(2020)2月3日から10日までである。
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