「私の古墳よ」という持ち主は毎朝花を供えている。
入口とは書いてあるものの実際には見ることは出来ない。足仲彦天皇 52歳崩御 皇后気長足姫尊 穴門豊浦宮
日本書紀には香椎から穴門に遺骸を移したとある。ここがその地になるのかもしれない。
シーズンオフなのだ。「シーズンオフなんて古墳にあるんですか」と主治医に尋ねられたことがあるが、「無いと思う?」と言うと「あっそうですね。」「そうだろう。夏場はすごいぜ。足を踏み入れようものなら・・・考えただけでもぞっとするぜ」
「それもそうですね。シーズンオンはやはり冬ですね」「その通り」
今年は四種類しか出来なかった。朝顔師にしても自然をそう簡単に変えられるものでないのである。本来の朝顔の姿ではないということは確かだ。盆栽などが典型的なのである。
あまりにも自然にまかせてしまって見るも無残なものは琉球朝顔だがな。我々はこれを朝顔の範疇には入れていない。