日々好日

さて今日のニュースは

総選挙時期は?

2009-03-30 08:16:08 | Weblog
西松建設献金問題で民主党に逆風となった今、自民党細田幹事長は追加経済対策を
盛った2009年度補正予算案を早期に編成成立させ国民に実績をアッピールして
から衆院解散をすべきだと力説しています。
一方民主党に逆風の吹く今こそが衆院解散の時期で補正予算案の成立を待っていたら選挙の
チャンスを失う、少なくとも補正予算案が参院で否決された場合でも5月には解散すべきだと言う説もある。
ご存じの様に解散権は麻生首相が握っています。
今まで何回か解散権を行使すべき時があったかに思われますが、内閣支持率の低迷や自民党の
内部事情等で解散権は封印されたままで今日まで来ました。
それにはリーマンショックによる急激な経済の冷え込み、家電製品自動車製造部門の輸出の
落ち込み、派遣社員の大量解雇等で経済対策優先の声でズルズル来た感があります。
ここらで国民に信を問い、民意で選ばれた政権により、本格的経済対策に取り組んでと貰いたい言うのが国民の総意ではなかろうか?
勿論、国会は6月3日まで会期が残されています。
与党は早ければ4月下旬には補正予算案を国会に提出予定との方針です。
その他「消費者庁設置法案」やソマリア沖海賊対策の「海賊対処法案」米海兵隊のグアム移転の「日米協定締結承認案」等重要法案が目白押しに審議されて居ます。
その中での解散権の行使となれば麻生首相の相当の決断が要る様です。
自民党も野に下るか否かの瀬戸際に立たされて居るのでそのタイミングは重要となる様です。
少し気になる事は先日行われ千葉県知事選挙で、無所属新人の元衆院議員俳優の 森田健作氏が当選した事です。
並み居る民主党等オール野党推薦候補を押さえ完勝しました。
彼は自民党の組織力を生かしつつも政党色を極力抑えて選挙戦を展開しての勝利です。
どこか橋下大阪府知事戦と似た選挙戦法です。
是を自民党支持回復と見るか、無党派層の勝利と見るかは立場によりそれぞれだと
思いますが、云えることは、政党不信に尽きるのではないか?
それでも国民は、今ある政党の中から選び政治を託さねばなりません。
国際外交を自負する麻生首相は何とか夏のサミットまでは責務を全うしたいとの
意気込みでそれまでは解散はないとも言われます。
がいずれにしても早い決着を国民は望んで居る様です。