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2009年度補正予算案の骨格

2009-04-07 11:16:28 | Weblog
麻生首相いよいよ2009年度補正予算案作成作りを指示した。
09年補正予算案編成については、短期的公共事業を主体に速効的効果を期待する
自民党と、将来の制度改正に繋がる社会保障の拡充を図りたい公明党との調整が、
まだついていませんので可成り流動性がある様です。
麻生首相は、今回のロンドンで開催されたG20経済サミットの前準備として開かれたG20財務相と
中銀総裁会議で米国オバマ大統領に約束させられた、日本の「GDP」500億円の2%相当の10億円
以上の財政出動を実現させる施策と なります。
まずこの補正予算案は「雇用」「金融」「環境」「介護医療」「地方活性化」の 5点を骨格としてして
編成する意向を指示した。
まず雇用では、非正規労働者に職の安全網拡充と職業訓練中の生活支援等に1兆円
程度の予算をつける。
金融では日本政策投資銀行の融資枠を10兆円規模に拡大し、額は不明だが、中小
企業の資金繰り支援を行う。
環境では正式の額は不明だが太陽光発電の普及促進に「住宅用太陽光発電導入
支援対策補助金」なるもので今年も1キロワット当たり7万円程度の補助金制度が持続される模様です。
又低燃費車や省エネ家電購入にも補助金制度が検討されている。
介護医療の部門では、介護従事者の処遇改善や施設整備に1兆円を。
また地域医療の人材ネットワーク整備に1兆円程度の予算化を図る。
最後に地方活性化対策は建設国債で道路港湾等の公共事業を行い雇用と地域活性化
を図る。
國直轄工事負担金の地方負担救済のため1兆円以上の建設国債で財源を掘り起こし
新交付金制度を創設し公共事業の地方負担を9割肩代わりする事とした。
大体10兆円を上回る規模の財政出動になるのではと予測されます。
この補正予算案は3ケ年に及ぶ追加経済対策の財源の一部になるもので、この追加
対策を早急に取りまとめ今月10日には正式に発表する予定と言う。
果たしてどの様な補正予算案は出来上がるのか?そしてその経済効果は充分に国民の期待に添うものか見極めたいと思います。
ただ単なるバラマキに終わらない事を願います。