日々好日

さて今日のニュースは

国会審議いよいよ山場へ

2009-04-28 10:39:58 | Weblog
今国会の最大の目玉である、過去最大の追加経済対策補正予算案と関連六法案が、
国会に提出されました。
14兆6987億円と言う巨額な予算で、政府は追加経済対策の最終的仕上げの 段階と言うが、
選挙目当ての大盤振る舞いのバラマキに過ぎないと世間の風当たりは 比較的冷たい様です。
是で当初予算の88兆に加え102兆4736億円と言う、100兆円を越える 国家予算が出現しました。
収入の税収は45%しかなく、その残り殆どは国債発行で賄われる、借金まみれの国家予算です。
補正予算案14兆のうち1兆円余りは当初予算の緊急予備費を食いつぶすので、
実質的には13兆余りでその内7兆円は建設国債で、後の3兆円は赤字国債で賄われます。
残りの3兆円は埋蔵金と言われる特別会計の食いつぶしです。
これで本年度の国債発行高は44兆1130億円と言う過去最大のものになった。
国家歳入に対する国債発行額の割合は43%となった。
是を私達の家計簿に当てはめると、生活費の半分近くは、カードローンの借金生活と同じ状態です。
いずれ是では破綻は目に見えて居ます。
流石に国債増発に気が引けたのか、与謝野財務相は衆院本会議の財政演説で、どうしても必要であるから、と理解を求めました。
政府が言う様な本当に内需拡大、雇用創出、地域活性化、低炭素化社会の実現、 健康長寿で子育ての充実社会の実現と欲張った効果が期待出来るのでしょうか?
どうも場当たり的政策が目に付き、余り感心出来ない補正予算です。
兎に角国会の場で審議され、予算ずけされた政策が実施されると思いますが、
是が特定の人達へのバラマキでない事を願います。