日々好日

さて今日のニュースは

国債発行額国家税収を超す?

2009-04-19 08:06:15 | Weblog
麻生首相は3弾ロケット4弾ロケットで是から日本経済は活気ずくだろうと、強気の発言をして居ます。
これだけ派手にバラマケば当然効果は期待出来る筈です。
しかしそのサイフの中身を考えれば、お寒い限りと言わざるをえません。
日本の国家予算の根源である税収もとうとう46兆円位に墜ちてしまいました。
その上この経済不況で企業の業績悪化が進み4~5兆円は減少する可能性すら
出てきたと言う。
一方出す金はあれもこれもと益々増えるばかり、仕方ないので借金で穴埋めせざるをえません。
かくして先払いの国債発行とあい成る事になる。
本年度の国債発行高は、税収額を超えて44兆円を超すのではと、言われる程に なりました。
日本の国債発行残高は500兆円。税収の10年分以上と言われます。
又日本のGDPは500億円です。一千倍の勘定ですかね。
政府は先の09年度本予算ですでに32兆円余りの赤字国債を発行しています。
今回は09年度補正予算案を組むに当たり、埋蔵金と言われる財政投融資特別会計
や本年度の予備費を総動員して約4兆円を捻出しました。
09年度補正予算案の10兆8千億円は、建設国債7兆3千億円、後は赤字国債で3兆5千億円を賄うと言う。
これにより雇用対策に1兆3千億円。政府関係金融機関出資や金融対策に3兆円 余り、省エネ家電自動車購入補助や地方自治体への交付金等2兆4千億円・・・
何やかやで歳出は15兆円ばかりのバラマキと言っても良い様なものとなった。
これで大丈夫なのか?毒喰わば皿までの気分です。
この頃は麻生政権と言っても殆ど経済分野の権威者である与謝野財務相が取り仕切り与謝野政権ではないかとさえの声すら聞こえると言う。
与謝野財務相と言えばかって津島自民税調会長や谷垣元国交相伊吹元幹事長らと
財政再建派の旗手として上げ潮派の中川元幹事長と攻防戦をやった経緯があります
今は、100年に1度の経済危機の御題目の許にバラマキ派になりさがったのでは
と言われても仕方ない様です。
誰が本当に日本の将来を一番心配しているのか、判らなくなって来ました。