日々好日

さて今日のニュースは

国会議員世襲制限

2009-04-26 19:14:43 | Weblog
現在衆院議員の27%が、近親者の国会議員から受け継いで居ると言う、データーが有る。
特に自民党は244議席中101名は世襲議員と言われ実に41%が該当します。
世襲議員の定義は、大変難しい問題です。
単純には地盤。看板(知名度)。鞄(資金)の3バンを引き次いだのが世襲議員と言われますが、
比例代表とか参院の全国区等でカバンと看板だけを世襲した者はどうかと言われ その辺が大変難しい。
今精力的に動いているのが自民党菅選対副委員長です。
自民党は余りにも世襲議員が突出して居る、世襲制限を政権公約としてマニフェストに明記すべきと頑張っているが、麻生首相を初め、世襲議員からは猛反対を喰って居る。
特に全閣僚の評判は余り芳しく無い様だ。
民主党は自民党に比べれば少ないとは言え鳩山幹事長等が居て、世襲制限問題は 他人ごとではないのです。
そこで民主党岡田副代表は親族が同一選挙区から続けて立候補を禁止する事とした。
親族とは三親等以内とする等をマニフェストに明記する方針という。
イギリスでは労働党政権のプレア首相が、世襲議員の制限を断行した経緯があります。
世襲議員の弊害は色々問題にされますが、仲々その善悪はハッキリしません。
政治の一族による独占。親の七光りで、その適正とか能力。知識。ビジョン。信念等に疑問符が出される議員も中には居ると言われ、弊害もある様です。
何が何でも自分の子を政治家にと言う親の思いも判らないではないが、果たして
国民のために働けるかと言う点では、「親ばか」でない目で確かめて欲しいものです。
今国民は一人当たり6400万円を出して議員を支えて居ます。
それに見合うだけの仕事をして居る議員は果たして何人居るでしょうか?

豚インフルエンザ発生

2009-04-26 07:48:37 | Weblog
今年のゴールデンウイーク前、海外渡航が増えると予想される現在、メキシコで「人・人感染」の豚インフレエンザが異常発生し世界中に衝撃が走って居ます。
既にメキシコでは、豚インフレエンザ感染の疑いがある死者は68名。患者1004名に達したと言う異常事態です。
高原病の鳥新インフレエンザ発生で、人類最大の危機になるのではと、恐れられて居ましたが、まさかブタによるインフレエンザ発生とは思いもしなかった。
豚インフレエンザはA型インフレエンザウイルス感染による豚の呼吸器疾患です。
是まで豚の感染は定期的に大流行があったらしいが致死率は極めて低くかった。 普通人への感染はしないが、過去には人への感染例や、人から人の感染例のあった。
メキシコと米国は隣同士で既に国境を越えて感染が拡大して居る。
是を重く見たWHOは緊急委員会開催し、新型インフレエンザ警戒態勢のレベル
「フエーズ4」への引き上げを検討する。
「フエーズ4」は新型インフルエンザの発生を意味します。
あとバンデミックと言われる爆発的流行の「フエーズ5」があります。
日本政府も感染の拡大を懸念して、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設け万全の体制を取ったと言う、今後はメキコ渡航の是非について検討すると言う。
これは、鳥から豚、豚から人の感染ルートで何時ウイルスが兇悪な悪魔に変身する
可能性を懸念しての措置と思われます。
私達は何処か遠い國の問題だと考えがちですが、世界がこの様にグローバル化した
現在、外国旅行は当たり前で隣人が、或いは知人が、メキシコ等の感染地を旅行
してもおかしくない情況です。
日本もインフルエンザウイルスが入り込まない様に万全の防疫体勢で臨んで欲しいものです。