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さて今日のニュースは

名古屋市長選河村氏圧勝

2009-04-27 09:44:24 | Weblog
秋田、千葉知事選に続き、注目の自民公明対民主の対決、名古屋市長選は民主党の
元衆院議員河村氏の圧勝で決着しました。
これで民主党の面目が保てたとホット一安心の様ですが、是は河村氏の知名度と彼の独特の選挙運動がもたらしたもので、民主党による勝利ではなく河村フアンの
勝利だと言う噂さえ有る。
丁度千葉県知事選で知名度の高い森田氏が当選したのと同じ現象だと言う人も居る
独特の名古屋弁で地元ボランティアに支えられ自転車で「草の根」選挙運動をして選挙費用も200万円に押さえると言う彼らしいパフォーマンスでした。
何と言っても、市民税10%の減税を公約にした事です。
3年前の地方財政法改正で、地方自治体判断で、減税も可能ですが、未だかって
適用した団体はありません。
名古屋の場合市の予算は2兆6000億円との事です。
もし10%の市民税を減税したら250億円位が減収になると言われます。
すでにこの不景気で、前年比の税収は10%以上の300億円位減税が予想されると言う。
そしてもし名古屋市が減税に踏み切ったら、國や県は財政にゆとりがあるとみなし
補助金を大幅に引き下げる事も予想されます。
恐らく選挙民にはこの様な裏話は判らない事でしょう。
単純に市民税が10%引き下げになると信じ投票した人も多いと思います。
水を差すよう様で心苦しいが、今回の名古屋市民の選択には疑問がつきます。
当然、福祉や行事、施策に支障が出てくるのではないでしょうか?
市職員の人件費の10%削減は当然の事ですが、民主党として出来るか疑問です。
今回の公約は「出る」を節約するばかりでなく、「入る」事も節約してしまった事に無理が有る様に思えてなりません。
それは丁度民主党の党の政策と重なって見えます。
また河村氏の構想は、区政協力委員を50~100名選任し区民協議会を立ち上げ
それぞれの中学校区に1億円。小学校区の5000万円位の予算を与え区民から
選ばれた地域委員が使い道を決めると言う画期的予算配分を打ち上げて居ます。
これも言うは易く行うは難しと類の様に思えてなりません。
敢えて苦言を申し名古屋市民には申し訳ないが、画期的試みである事は認めます。
我々部外者が口を挟むべきではないが、良い施策であれば、市民のため是非推進して、全国に先駆けて先鞭を取って貰いたいものです。