鳩山政権はまたまた新しい事をやり始めそうだ。
予算要求に先立ち各府省がそれぞれ所管事業や組織のムダを洗い直すと言う自助努力
で政権公約の財源を捻出する構想です。
「各府省版事業仕分け」とも言えるこの構想を「行政事業レビュー」と称し2010年度
から実施する様に工程表を発表しました。
行政事業レビューは各府省毎に副大臣をトップに設置する「予算監視・効率化チーム」
が行い事務用経費や人件費を除く09年度実施事業を対象に「類似事業の重複排除」
「地方への移管」等を洗い直し、ムダの排除と財源捻出をします。
工程表によると、3月中に各府省は体制整備を行う。
4月中に各府省は行政刷新会議に行動計画を報告する事。
5月末に各府省ごとに有識者を交えて公開の場で取り組みをチェツクする。
6月以降に各府省は中間まとめを公表し概算要求に反映する。
自民党政権時代の予算決定の流れは6月に内閣府所属の経済財政諮問機関が予算の
全体像を策定し「骨太の方針」を閣議決定します。
財務省所属の財政制度審議会が予算編成の基本的考え方を6月ごろまで纏め予算編成に
先立ち財務省が各府省に示す予算方針「シーリング」8月頃発表し閣議決定します。
このシーリングは各府省の要求額の上限を示し、国の主点投資項目を内外に示す意義があります。
その後各府省が予算要求し折衝し12月財務省案が各府省に内示し復活要求等が行われ、
年末に来年度予算案決定となる流れでした。
前回民主党は、政権交代したばかりで、骨太の方針もシーリングも無視と言いながら自民党
が決めたその範囲内でマニフエスト実現の政策を盛り込もうとして予算が膨れあがりそれを
無理矢理削減しました。
さて2011年度の予算案構想はどういう風になるのか?
「政策の一元化」で外野の雑音を排除し、如何に財源を確保しマニフエスト実現が出来る
予算案作成が出来るかです。
この行政事業レビューの役割はどの様なものか?
いずれ各府省の概算要求段階で出番が出て来るのでしょうが、まだ確かなものは判りません。
自民党時代の「骨太の方針」とか「シーリング」等を廃止して閣僚会議等での討議で予算決定が可能なのか?
本当に予算編成に党はノータッチで出来るものなのか?
来年の事を早々と心配しても何の益にもならないが、行政事業レビューの立ち上げの発表は
今から再来年度の民主党政権独自の予算編成に向け動きだしたと言う事になりそうです。
予算要求に先立ち各府省がそれぞれ所管事業や組織のムダを洗い直すと言う自助努力
で政権公約の財源を捻出する構想です。
「各府省版事業仕分け」とも言えるこの構想を「行政事業レビュー」と称し2010年度
から実施する様に工程表を発表しました。
行政事業レビューは各府省毎に副大臣をトップに設置する「予算監視・効率化チーム」
が行い事務用経費や人件費を除く09年度実施事業を対象に「類似事業の重複排除」
「地方への移管」等を洗い直し、ムダの排除と財源捻出をします。
工程表によると、3月中に各府省は体制整備を行う。
4月中に各府省は行政刷新会議に行動計画を報告する事。
5月末に各府省ごとに有識者を交えて公開の場で取り組みをチェツクする。
6月以降に各府省は中間まとめを公表し概算要求に反映する。
自民党政権時代の予算決定の流れは6月に内閣府所属の経済財政諮問機関が予算の
全体像を策定し「骨太の方針」を閣議決定します。
財務省所属の財政制度審議会が予算編成の基本的考え方を6月ごろまで纏め予算編成に
先立ち財務省が各府省に示す予算方針「シーリング」8月頃発表し閣議決定します。
このシーリングは各府省の要求額の上限を示し、国の主点投資項目を内外に示す意義があります。
その後各府省が予算要求し折衝し12月財務省案が各府省に内示し復活要求等が行われ、
年末に来年度予算案決定となる流れでした。
前回民主党は、政権交代したばかりで、骨太の方針もシーリングも無視と言いながら自民党
が決めたその範囲内でマニフエスト実現の政策を盛り込もうとして予算が膨れあがりそれを
無理矢理削減しました。
さて2011年度の予算案構想はどういう風になるのか?
「政策の一元化」で外野の雑音を排除し、如何に財源を確保しマニフエスト実現が出来る
予算案作成が出来るかです。
この行政事業レビューの役割はどの様なものか?
いずれ各府省の概算要求段階で出番が出て来るのでしょうが、まだ確かなものは判りません。
自民党時代の「骨太の方針」とか「シーリング」等を廃止して閣僚会議等での討議で予算決定が可能なのか?
本当に予算編成に党はノータッチで出来るものなのか?
来年の事を早々と心配しても何の益にもならないが、行政事業レビューの立ち上げの発表は
今から再来年度の民主党政権独自の予算編成に向け動きだしたと言う事になりそうです。