日々好日

さて今日のニュースは

日米同盟の討論

2010-03-12 23:32:23 | Weblog
今までタブー視されていた日米同盟等の討論会をNHKがSP番組で取り上げて居ました。

防衛関係で有名な桜井よしこ氏や元外務相審議官田中均氏東大教授で韓国名の教授。
米国ジャーナリスト等相手に一般市民が日米同盟や基地問題。世界平和。国防等全般に
亘り討論をすると言う無茶苦茶な番組でしたが、考えさせられる番組でもありました。

取り仕切る三宅アナも相当苦慮されていましたが、この様な重要な案件が今まで公開上で
議論されなかった事自体が不思議な事でもあります。

日本は自由の国ですから、自分の意志を堂々と発言しても何ら罪になる事はないはずです。

1億2千万人の人が住んで居るのだから当然意見はそれだけ有る訳です。

しかし余りにも感情的になって自説が正当だと主張する一部の人が居た事は大変残念でした。

今や日米同盟は日本だけの国防の問題でなく、アジアの中近東のそして世界の平和貢献と
位置付けされて居る事は紛れもない事実です。

確かに多くの米軍基地を提供させ沖縄の犠牲の上で日本の防衛。アジアの世界の平和維持が
なされて居ると言う現実があります。

しかし其れは米国の世界侵略のお先棒を担ぐからケシカランと言う論法にもなるらしい。

核の傘の問題。抑止力の問題。憲法の戦争放棄の問題等々多くの問題が中途半端で終わり
時間の都合とは言え残念でした。

米国の国益の問題も論議され、日本が中国に攻撃されても米本土に被害が及ぶ様であれば
日本を見殺しにしないかとの論議もあり、考えさせられるテーマーでもありました。

今は国と国の戦争と言うより世界的テロや経済面に破綻やサイバーテロ等戦争の形態が
変化し各国の連携が叫ばれる時代になったので日米同盟も考える時期に来たと言う意見
には同感です。

しかし飛躍的軍事費を増強する中国の脅威は、どうも平和ボケの人には理解出来ない事の
様です。

余りにも理想論を述べ、もし戦争になったら一番に逃げ出す人の様に思えてなりません。

戦いの悲惨さを世界のどの国より一番味あわされた日本であるだけに、二度と国民にツケを
回さない様な外交が望まれますが備えだけはすべきではないでしょうか。

平和が一番良いに決まって居ますが、時には家族のため自分の血を流す事もあると覚悟
しなくてはならない時があるかもしれません。

これから国防や日米同盟について国民全部で真剣に考えて行かねばならないと思いました。


閣内不一致?

2010-03-12 08:40:16 | Weblog
鳩山首相は民主主義の本質は揺らぎだと持論を披露し自分の発言のブレを誤魔化して居るが、
それにしても鳩山政権の閣内不一致は目に余るものがある。

主義主張が異なる社民党や国民新党が連立内閣を組んだ謂わば烏合の集団だから有る程度は
理解できるが、軸となる民主党内でさえ怪しさが目立ってきた。

沖縄普天間基地問題では、頑なに県外移転か海外移転を主張する福島党首。
要求が通らないと連立解除もあり得ると脅す社民党。

政治とカネの問題では企業団体の政治献金禁止を主張する鳩山首相に対し面と向かい金持
ちの首相であれば困らないかも知れないが、カネのない政治家にとっては禁止は生死に
関わると、絶対反対の演説をぶつ亀井国民新党党首。
「其れは民主党さんの都合」とことごとく反対する亀井国民新党党首が居ます。

まるで水と油が混在状態です。

それに各閣僚は勝手な事を言い出し平野官房長官が是を否定すると言うパターンの繰り返し
でよくまあこれまで持ったものと感心する程です。

これも不甲斐ない野党に助けられての延命でしょうか?

余りの不統一さに党内から参院選前に内閣改造を望む声が出始めました。

鳩山首相は内閣改造は考えてないと強く否定して居ますが、誰が見てももう限界ではないか
しかし参院の絶対多数が欲しい民主政権としては連立はヤムを得ない選択でしょう。

この頃は鳩山首相の鶴の一声で急に変更や取り止められる政策が目立って来ました。

又一番緊急な問題沖縄普天間基地移転では鳩山首相を中心に岡田外相外しや、平野官房長官
、北沢防衛相間で厳しい戦いが繰り広げられて居るやに聞く。
果たして期限までに日米合意がいく結論が得られるのだろうか?

この頃は民主党と公明党の急接近も気になります。

公明党は前の衆院選で自民党と連立を組んだ大物議員太田代表。久柴元国交相。北側幹事長
が皆落選等で失脚し新たに山口代表が選ばれ新しい連立先を模索して居る状態です。

当然政権担当政党の民主党を選ぶのは必定ですが、民主党内には公明党嫌いが存在し事は
そう簡単ではない様です。

しかし今の民主党は公明党に色目を使い誘って居る様に思えてなりません。
公明党も満更ではなさそうですが、まだ自民党に未練がある議員が多い様です。

差し当たって5月の普天間基地問題解決がキーではないでしょうか。

閣内不一致は当分続くでしょう。

問題は参院選前に内閣改造し党内を纏め選挙戦に臨むか?公明党とどの時点で手を結ぶか?

益々政局は混迷しそうです。