日々好日

さて今日のニュースは

民主党九州選出新人議員の鳩山政権評価

2010-03-17 10:26:10 | Weblog
今朝の新聞に昨年の衆院選で初当選した九州地方の民主党新人議員が行った、鳩山政権半年
の評価が掲載され大変興味深かった。

一人区4名比例区10名についてここ半年の成果や政治とカネについての説明責任や評価点
等をアンケート調査したものの公表でした。

是は九州と言う特異性はあるが恐らく全国的に似たり寄ったりの回答ではと思われます。

まず説明責任では今回の当選が小沢幹事長等の強力な後押しがあったからか大半は果たして
居るか回答無しの答えが返って来て居る様です。

成果としては政治主導への転換やしがらみからの脱却を挙げ自らの政治活動にはやや満足が
大半で新人議員の控えめの不満を表して居る様です。

ご存じ民主政権は政策の一元化で党政策調査会を廃止してしまいました。

政務三役以外の議員は政策の立案から閉め出されてしまい、只賛成の時手をあげるロボット
議員かと言われる様な不満が出てきました。

また政治活動より新人研修優先の小沢幹事長の方針で厳しい新人研修が義務づけられて新人
議員から不満が出てきました。

今回この対処策として従来の両院委員会の質問研究会を大きく発展させ議員政策研究会
にして政策立案に意見を述べる事が出来る様にしました。

しかし権限はなく単なる議員のガス抜きではとの噂も囁かれて居ます。

話しは大きく逸れましたが新人議員がつけた点数は意外に辛く69・6点でした。

しがらみが薄い比例代表議員の方が評価は辛く鳩山首相の指導力にも注文をつけました。

今後の鳩山政権が志すものとして国民目線の政治と中長期成長戦略策定と予算の適切な使用
等々・・・を挙げて居ました。

結構新人議員としてここまで意志表示する事は勇気が要った事だと思いますが、国民から
選ばれたと言う意識を何時までも忘れずに活動をお願いします。

鳩山政権半年の総括

2010-03-17 08:58:49 | Weblog
昨年9月に歴史的政権交代が行われ昨日で早いもので半年の月日が経ちました。

絶対的国民の支持で生まれた鳩山政権でしたが、このところ政治とカネの問題等で人気
低迷し内閣支持率は4割を切ると言うデーターまで飛び出す始末です。

しかし政治主導。政策一元化等で次々に政策を打ち出して、ベストではないが、自民党政権
よりはましだと言う感覚が偽らざる国民の気持ちではないでしょうか。

善悪は別にして、高校授業料無償化法案やこども手当法案は衆院で可決され高校は4月から
子供手当は6月から半額支給の目途が立ちました。

後はマニフエストに掲げた農家所得個別補償の試行法案や地球温暖化対策法案。派遣雇用
法改正案等々・・重要法案が目白押しです。

高速道路全面無料化は限定路線で6月から試行となりました。

また全車両上限つきの地方高速道路定額制は今の処検討段階の様です。

ガソリン等の暫定税率の撤廃は財源確保のため立ち消えとなったり、可成り他の選挙公約も
縮小や繰り延べされた様です。

少なくとも自民党政権時代より変わりつつある事は認めますが、可成り政権の座について
強引、顰蹙を買う様なケースも多々見られます。特に参院選絡みが多い様です。

鳩山首相は自分の指導不足を自覚し率直に反省し今後自分の意志を強くしていきたいと述べて居ます。

あと半年したら民主政権にして良かったと国民が思うような成果を上げたいと意欲を表明
しました。

差し当たって沖縄普天間基地移設の問題は果たして5月までに沖縄島民と米政府の満足が
いく解決案を提示出来るかでしょう。

少し明るい兆しが見えだした日本経済がデフレから脱却し景気が上向くは何時の頃か?

厳しい雇用状況を克服し本格的景気回復を迎えるのは何時の頃か?

又消費税引き上げを4ケ年凍結して日本の財政再建は出来るのか?
これ以上の国債発行は日本の評判を落とし兼ねない問題で今後世界経済で生き残りが図れる
かと言う大きな問題となる恐れがあります。

そんな中で微々たる事ですが「寄付税制」に鳩山首相は触れて居ます。

今各自治体が真剣に取り組んで居るのがこの「ふるさと納税」等の寄付税制です。
可成り成果を上げて居る自治体もあって、減少する地方税に幾分かでも貢献して居るのでは無いでしょうか。

恐らく是を國レベルに引き上げて税額控除を行うのではと思われます。

今後新しい発想で徴税が行われる恐れがありますが呉々も納税の適正化と公平化には注意
して欲しいものです。

難破寸前の日本丸の舵取りは今や鳩山政権の双肩に掛かって居ると言われましょう。