日々好日

さて今日のニュースは

今夕閣僚懇談会か

2010-03-30 13:51:19 | Weblog
鳩山内閣はこの処閣内で意見の食い違いが目立ち特に亀井大臣の突出で閣内は蜂を突いた
大騒ぎになり今夕閣僚懇談会が開かれる事になりました。

先日亀井大臣は、郵政改革で貯金等上限引き上げにつき、民間放送の討論会で菅財務相と
醜いバトルを全国放送されました。

上限引き上げについては仙谷国家戦略担当相からも異論が出され、これには鳩山首相も絡み
郵政改革法案の概要発表については色々問題が発生して居る様です。

亀井大臣は担当大臣の原口総務相と与党三党の政務官と打ち合わせの上鳩山首相のOKを 
取ったので、菅大臣に説明し概要発表したと主張して居ます。

後は郵政改革法案を遅くとも来年4月までに出すのみと強気の姿勢です。

これについて管財務相は聞いてないと反論し亀井大臣から耳が悪いのでは無いかと罵倒され
る始末です。

肝心の鳩山首相も亀井大臣にはOKは出してないと、例によって言を左右にしています。

私の記憶違いで無ければ、亀井大臣から報告が有った時確か鳩山首相は民業圧迫にならない
様にと返事したとコメントが発表されたと思いました。

もしこれが本当なら誰だって了解があったと勘違いするのが当然です。

ただこの様な大事な事は首相の了解を取るばかりでなく、関係する全閣僚が協議するための
閣僚会議を開き発表と言うのが常識の筈です。

ましてや、郵政民営化見直しは大きなテーマーであるはずですから各党党首が討議する、 
基本政策閣僚会議を開催して討議するのが本筋ではなかったか。

今夕遅まきながら鳩山首相は全閣僚出席の上、閣僚懇談会を開きこの問題を討議する事に
したと言う。

そもそも郵政改革法案は3月に概要を発表し6月に法案成立を図り、直ちに上限引き上げ等
を行い来年4月に民間から資金シフト状況みながら再検討する方針でした。

亀井大臣は討議する事は同意しても基本的には発表した概要を変更する意志はないらしい。

遅くとも来年4月までに発表した概要にそった郵政改革法案を成立させ実施したい意向の
様です。

ただ郵政グループ内での消費税免除に関しては税調絡みで今後の調整に期待する旨譲歩した
との事です。

さて、全国金融業界から総スカンを食らって居る郵貯銀行等の上限引き上げ案等どの様な
調整が閣僚懇談会で決定するか注目したいと思います。

PS

6時から開かれた閣僚懇談会は意外な決着で幕となりました。
懸案の郵政改革法案の概要は発表された亀井原口案について協議した結果最終的に鳩山首相
に対応一任になり直ちに貯金限度額は2000万円に保険限度額は2500万円に引き上げる
事を決断し来月にも法案作成のうえ国会提出を指示しました。

初めての鳩山首相即断ではなかったろうか。

是は亀井原口両大臣が主張した全国一律サービスの維持には絶対必要要件と言う説が勝った様です。

それにしてもあれだけ異を唱えた菅財務相も仙谷国家戦略担当相も温和しく黙ってしまった
のには何か訳が有りそうに思えてなりません。

農水省公共事業費箇所ずけ発表される

2010-03-30 10:22:54 | Weblog
先に予算成立前に国交省は公共事業の直轄事業等の箇所ずけを各自治体に漏らし大きな問題
となり、前原国交相は軽い処分を受けました。

今回は農水省が予算成立後2010年農水省関連の自治体負担分を含めた公共事業費の配分
所謂「箇所ずけ」と農山漁村地域整備交付金等各種交付金の配分にについて都道府県別に
公表しました。

コンクリーから人への民主政権のモットーは農水省でも徹底され、直轄事業と補助事業を
併せて昨年比で34%マイナスの6563億円でした。

直轄事業の新規は、国営かんがい排水事業「印旛沼2期」1億5千万円等6件にとどまり
確かに農水省も公共事業から手を引いて居るのが判る。

早速農水省のホームページに飛んで各県別の事業内容等を閲覧した。
関係する我が県の分と森林治山事業の森林管理局別の九州分を見てみました。

かんがい事業に1億3千万円とか「ため池」に1億9千万円。地滑り対策に16億円余り等
が配分されて居ました。
該当の地区と土建屋さんは」ほっと一安心の事でしょう。

また国有林直轄治山事業で九州森林管理局分は約15億円。国有森林整備事業で70億円と
なって居ました。

段々荒れ果てて行って居ると言う国有林問題。安い外国産に押され管理や整備も十分に
出来ないと聞く。

日本の寺院建設にはどうしても日本の材木でないと出来ない分もあり森林管理は十分にして
貰いたいものです。

その他の各種交付金等の都道府県別の公表の分は残念ながらネットでは見つける事が出来 
ませんでした。