日々好日

さて今日のニュースは

またもや北朝鮮。人工衛星と言う弾道弾発射か?

2012-12-01 19:14:42 | Weblog
北朝鮮は今月10~22日に人工衛星を北西のミサイル発射基地のトンチャリから
打ち上げる事を発表しました。

一応来月17日の金正日総書記1周忌への弔砲ではと、言う事になって居るらしい。

2009年にも人工衛星を打ち上げましたが、日本を飛び越えて大平洋上に落ちて失敗した。
本当に人工衛星かは疑問で、遠距離弾道弾の実験ではと言われています。
この時は日本には無通告で、情報が錯綜して日本は大変な騒ぎとなりました。」

また今年の4月に列国のメディアに公開打ち上げを予告し打ち上げたが、見事失敗しました。
此の時も人工衛星との触れ込みでしたが明らかに弾道弾の実験でなかったかとの疑いがあるとか。

今回の打ち上げはこの失敗を挽回する為のものではないかと言われるが果たして人工衛星かは疑問です。
北朝鮮側は前の失敗を糾明し改善したので今度は大丈夫と言って居るとか。

近々韓国がロシアの技術支援で人工衛星打ち上げると言うニュースも流れて居るので、今回は失敗が
許されない絶対絶命の崖っ淵に追い詰められて居る状況の様だ。

それに米国のオバマ大統領が来春から再任され米国交渉を有利に進めるにも今回の打ち上げは失敗出来ない
処に来て居る様です。

それに今月の16日は日本の衆議院選挙が行われ、19日は韓国大統領選挙です。

矢張り北朝鮮も金正恩書記体制になって実績を挙げたいと焦って居るのかも知れません。

北朝鮮は予告して大体5日間位で発射しているので、15~16日頃ではないかとも予測されます。

日本では前回北朝鮮から地域を限って予告がなされたので、事前準備がされたが、今回は何等
通知がないので何処に飛来してくるのか判らず不気味ですね。

また落下地点は先島諸島周辺なんだろうか?

早速日本は防御態勢を固めて居る様ですがもし衆院選最中に発射されたらお手上げではないかと
危惧されます。

政府8803億円の経済対策決定

2012-12-01 10:31:36 | Weblog
次の政権がどうなるか判らないのに、経済対策を打ち出してもと言う向きは多いと
思いますが、経済は生きています。

日々毎日変わって行きますので、政局がどう変わろうが、適切な政策を打って行く
必然性があります。

恐らく施策を作り動かすのは官僚なので、政治家は謂わばお飾りで決裁し命令する
部分しか担当できないではないか?

話しがずれましたが、政府は経済活性化のため、日本再生加速プログラムと経済
対策第2弾を閣議決定しました。

対策の規模は国費で8803億円で地方負担分を加算すると1兆2000億円程度で
GDPを0・2%押し上げ、8万人程度の雇傭を創出する効果があると試算された。

野田首相は此はバラマキではなく種撒きである事を強調しました。

政府は経済対策第3弾として補正予算編成も視野に入れて居るとか。

財源として2012年予算の経済危機の備えた予備費6610億円・復興特別会計の
予備費2193億円を利用する意向。

使い道としては保育園・障害者施設整備に1320億円。
雇傭対策・生活保護受給者の就労支援に1100億円。
中小企業資金繰り支援に951億円。
震災復興仮説住宅の風呂改善対策に781億円。

ただこの折角の経済対策も政権交代した場合は全てパーとなる可能性が高い。

衆院選を前に11党首討論会開かれる

2012-12-01 08:49:37 | Weblog
先日の安倍自民党総裁指定によるネットニコニコ動画を使っての10党首
討論会には140万のアクセスがあったと報じて居ますが、当然野田首相
が集中砲火にあった様ですが、それぞれが勝手な事を述べる場となった。

今回は都内日本記者クラブ主催で衆院選党首討論会が開催され新党日本の
田中代表を覗く11党首による討論が行われました。

今回は日本維新の会の石原代表も新党改革の桝添代表も参加しました。

原発問題・金融政策・TPP交渉参加で野田首相と安倍自民党総裁との
激しい角合わせがあって両者の対立が鮮明になった。

まず野田総理は基本的に「政治を前に進めるか、後戻りするかを問われる
今度の衆院選」と位置ずけて居る事を明らかにしました。

民主党は衆院議員定数是正・脱世襲・企業団体献金廃止等政治改革に取組む。
社会保障等は皆で支えるそのため税一体改革に理解を求めました。

此に対し安倍総理は基本的に日本は今3年余りの民主党政権によって全てが
メチャメチャになって居ると言う認識を示しました。
「まっとうな政治を取り戻す。まっとうな外交・国防政策に軌道修正する」
根本はデフレ脱却だから、新しい成長戦略を実行して強い経済をとり戻す。

日本未来の党嘉田代表は10年後の卒原発を目指す事主張。
山口公明党代表は消費税増税には軽減税率導入を求めた。
みんなの党渡辺代表は時期ではないので増税凍結を主張。
共産党志位委員長・社民党福島党首・新党大地鈴木代表は何れも消費税反対を
主張しました。
特に社民党は憲法改正反対で、右傾化する政治に警告を発しました。
白見国民新党代表は新自由主義を。地方・弱者切り捨て反対。
枡添新党改革代表はデフレ克服の重要性を強調した。

注目の石原日本の維新の会代表は官僚政治・中央集権打破を上げた。
特に憲法改正については公明党が反対して居るので自民党が公明党と共闘を
組むなら自民党と対立する事になると牽制した事は注目されるのでは・・・

討論会では他の野党が自民党安倍総裁を指定して質問する事に、もうすっかり
天下を取った積もりで得々と自民党の政策を述べて居たのが印象的でした。

原発問題では野田首相が2030年原発ゼロの卒原発に対して、安倍総裁は
軽々しく原発ゼロとは言わないとそつのない話しで避けました。

対中政策では民主党は毅然とした対応継続とし、安倍総裁は中国に遠慮して
来た民主党の外交敗北とし尖閣の実効支配強化に意欲を見せました。

石原日本維新の会代表は日中関係悪化は中国のせいだ、尖閣に灯台や舟溜まり
建設をと強固策を主張。

集団的自衛権について安倍氏はもし米軍が攻撃されて居るのに自衛隊が知らぬ
ふりすれば、即日米同盟は崩れると警告し、集団的自衛権行使に正当性を強調
しました。
是に対し慎重派と反対派に分かれそれぞれの党が主張し合いました。

地方分権は官僚体制にも関連する事ですが、自民・公明・日本維新の会は現在
遣り方の違いはあるが、道州制移行に向け動き出しみんなの党等も推進派です。

今回のメインは、野田首相と安倍自民党総裁との、経済政策についての論戦では
なかったか?

安倍総裁は金融緩和で建設国債を出し公共事業を拡大し雇用を呼びデフレ脱却
を図るとして居ます。

此に対し野田首相は赤字国債でも建設国債でも借金には変わりない。
其れを全て日銀に押しつけるのは如何な物かと反論。
急激なデフレ脱却は反面悪性インフレを引き起こす可能性を含んで居ると警告。

さて国民がどちらを選ぶかまだ判りませんが、兎に角デフレ脱却、カネ詰まりから
早く抜け出せたら言う事なしですね。