日々好日

さて今日のニュースは

安倍自民党に日銀・財界も白旗。株価1万円台回復

2012-12-19 19:35:19 | Weblog
民主党政権時代に、安倍自民党総裁が打ち出したデフレ脱却策にイチャモンつけて居た
財界も自民党政権が現実視される時点で、手の平を返す様に持ち上げていました。

安倍氏は金融緩和を疑問視して居た日銀に対し衆院選勝利宣言後、国民の総意と見て金融
緩和に踏み切れと圧力とも取れるコメントを出しました。


日銀も白旗を揚げて安倍氏との政策協定を結ぶ事に了解を示しました。

安倍総裁は消費者物価で前年比で2%上昇達成を目標にデフレ脱却を目指したいとした。

謂わば現在経済が落ち込み小さくなって居るので大きくするためカネをつぎ込んで活発化
しよう。

そのため2%までインフレ状態に持って行こうと言う意向です。

カネをドンドン出して物を作り売り出し、公共事業をドンドンやって雇傭を掘り起こしい
カネ廻りを良くして行こうと言う誠に結構な政策です。

其れを見越して株価は8ケ月振りに1万円の大台達成しました。

つい最近まで最悪の7000円台でヒィヒィー言って居たのはウソの様です。

此で株高・円安間違いないと太鼓判貰った感じでしょう。

ただ世界の市場がどう見て居るかは不明です。

アメリカの崖っ淵問題はまだ解決されず先延ばしです。

欧州債務危機もどうにか乗り切れそうな気運とは言えまだ爆弾抱えた儘で、おまけにドイツ
のメルケン首相の風向きがオカシクなって来た様で楽観は許されません。

日本の経済は中国次第と言われる様に現在ドップリ浸かって居るが肝心の両国関係は悪化
するばかりです。

恐らく安倍氏は全て米国頼みで事を解決する構えでしょう。

しかし此まで米国は米国の事情があるので、両国で話し合えとすげない返事。

まして対中国には強行姿勢を見せる安倍氏何処まで中国と対話が可能か?

安倍内閣は今月26日には発足予定です。

一見順風満帆の様ですが、遣り方を間違えると大変な事になりそうで心配ですね。