日々好日

さて今日のニュースは

本当に日本経済は景気回復傾向にあるのか?

2013-02-08 08:21:45 | Weblog
連日円安更新で株価も上下しながらも上昇傾向にあると見られ、輸出関連株
が買われるに連動して不動産関連の内需関係も大きく値を上げて来た模様。

株価は景気のバロメーターと云われその動向に一喜一憂する。

今回内閣府は安倍内閣発足当時の昨年12月の景気動向指数を発表した。

この景気動向指数は2005年を100として現状を比較対照するものです。

それによると前月比で2・5ポイント上昇し92・7となり9ケ月振り改善
された。

これはあながち安倍政権成立だけでなく自動車・一般機械等の生産が持ち直し
たのが要因ではないかと云われて居ます。

発表された12年12月の一般指数では自動車・携帯電話等耐久消費財の出荷
や鉄骨等建設財・中小企業の出荷の増加が挙げられます。

また大口電力使用量・所定外労働時間等も増加が見られます。

生産業は少しずつ景気好転への傾向が見られると云う。

しかし脱原発による電気料値上げ問題、金融緩和による物価値上げは原材料費
の値上げをもたらしかねない状況にもあるので、楽観は許されない。

中国との関係悪化で企業の海外流出は移転先模索中で此処の処止まった感じで
すが、生き残りのため中小企業の海外移転は時の勢いかも知れません。

果たしてアベノミクスが効果を発揮して経済再建なるのか?

現時点ではその効果が出て来て、景気回復傾向にあると見るべきかも。

大きく見ると欧米の景気も上向きの傾向にあると云うので、日本経済もそれと
連動して動く事を期待したい。

ロシア機北海道沖領空侵犯す

2013-02-08 07:29:32 | Weblog
国民の関心事は今や尖閣諸島周辺で起きる日中間の争い事です。

両国とも大変危険なチキンレースを行って居ると米国は警告を発して居ます。
将に一発即発の攻撃レーダーで我が国の自衛隊艦船がロックオンされると云う不測の
事態が起きました。

現在中国政府が命令したものか、一部軍部の暴走かハッキリしませんが、明らかな
中国側の挑発行為に間違いありません。

もっとも中国側は日本の挑発行為の結果だと主張していますが・・・

レーダー照射は国際憲章上では一応武力威嚇に該当する行為とされて居るだけに全く
危険な戦争ゴッコと云わざるを得ません。

其れより何よりも我が国の艦船がレーダー照射にあったと云うのに肝心の防衛大臣への
報告は6日後その後に安倍首相に伝達されたと云う事が判り呆れて口が塞がりません。

日頃危機管理の共有を口にする内閣がこのザマでは日本国中が弛んで居ると言わざるを
云えません。

その様な間隙を縫って久し振りロシア空軍のSU27戦闘機2機が我が国の領空北海道
利尻島南西沖の領空を侵犯してきました。

直ちに航空自衛隊F2戦闘機4機が三沢基地からスクランブル緊急発進し追尾しました。

ロシア機は北海道西の日本海を南下しそれから北上して利尻島沖で領空侵犯をした模様。
時間にして僅か1分11秒ですがこの意味は大きい。

旧ソ連時代は頻繁に領空侵犯があって居たがその後ロシアになってからは珍しい事です。

日本の防衛態勢が尖閣諸島に向けられて居るので火事場ドロボウ的に日本の防衛態勢を
試したと云う処かも知れませんが、日本には北の守りも大変重要と云う事を気づかせて
呉れた事件でした。

此のロシア空軍の戦闘機による領空侵犯は奇しくも日本とロシアで結ばれた北島領土返還
協約を記念する「北方領土返還記念日」と同じ日だった、皮肉を感じますね。