日々好日

さて今日のニュースは

孤立無業者162万人

2013-02-18 11:27:21 | Weblog
孤立無業者と云う呼び名を初めて知りました。

20~59歳の働き盛りで、未婚・無職の人・社会と接点がない人をそう呼ぶらしい。
此は昨年東大の調査で全国に162万人も居る事が判明しました。

人は、支え有って初めて人として生きて行ける等云うが、現実は甘いものではない。

今は家族制度も崩壊し、核家族すら崩壊して居ます。

頼る親も兄弟とも絶縁状態で全くの孤独無縁の人がそれだけ多くなって来て居る事でしょう。

今は我が身だけが精一杯で我が子や兄弟を見るだけの余裕がないと云うのが大半ではないか?

おまけに雇用関係は厳しく、運良く捜し当てても短期雇用の将来が見えないと云う状況です。

此では妻を扶養し子供を養育しろと云っても無理な相談ですね。

いまや大学は出たけれどと云う人が、未婚・無職で孤立無業者と云うケースも増えて居ます。

この様な人が孤独死と云うケースが多くある様ですね。

兎に角社会から見放され、若しくは社会を見放した孤立無業者の増加は國にとっては重大な
関心事の筈です。

現在のシステムは頼んで来れば手を差しのばすが、プライベートの関係もあって行政側も
仲々動けない処もあり、根本的解決は無理な相談かも知れませんね。

補正予算案民主党等首相訪米前可決に否定的

2013-02-18 10:39:22 | Weblog
衆院選後、攻守立場を変えて2012年度の13兆円もの補正予算案自民党として
首相の訪米前に可決して、日本の姿勢をオバマ政権に見せたい処です。

処がオットドッコイそうは問屋が卸しません。

民主党政権時代、國の財政がどうなろうが構わず頑固に反対し予算の執行をさせて
貰えなかった恨みは相当深そうです。

今回衆院は、絶対多数を有し、頼みの公明党や日本維新の会のバックアップがある
ので前の民主党政権時代の様な醜態は曝さすに済む公算が大きい。

しかし黙って法案成立はないでしょうね。

前の民主党政権時代、被災地が復興資金を当てにして居る事が判って居るのに
自民・公明党は強固に予算案成立を拒みました。

今回は自民党は景気復興にはこの13兆円の財政投入の必然性を強調していますが
公共事業費等のバラマキの補正予算と云う見方もあります。

敢えて2013年度当初予算成立の前に15ケ月予算とする2012年度補正予算案
を成立させるのは何故か?

緊急経済対策と云う名目をうたって居るが、これはアベノミクスのまず最初の矢で
パァホーマンスの匂いが強い政策です。


膨大する国家予算を分散する事で少なく見せる小手先の誤魔化しに見えて仕方有りません。

当初予算は昨年より少なく見積もって、その分を2012年補正予算に回し二刀流で
財政運営を行う、見上げたサル知恵です。

当然赤字国債発行も2012年度分でカウントされますので2013年度の赤字国債も
少なく済みます。

どうせ財務省の役人が考え出した妙案なんでしょうが、国民を愚弄するのもいい加減に
しろと叫びたくなりますね。

国民としては2012年度補正予算はノドから手が出そうに欲しいが、色々問題が多い
補正予算の様な気がしてなりません。