日々好日

さて今日のニュースは

とうとうやった北朝鮮3回目の地下核実験

2013-02-12 18:27:06 | Weblog
北朝鮮は三回目の地下核実験が成功裡に終わった旨発表した。

北朝鮮は昨年末人工衛星打ち上げと称し長距離弾道弾ミサイル発射実験に成功したが
国連から制裁決議を受けました。

北朝鮮は理不尽な決議に対抗し三回目の核実験を示唆して脅しを掛けました。

前回の弾道ミサイルに搭載出来る小型核弾頭の実験が懸念されています。

現在射程距離6000キロのテポドン2号がすでに打ち上げ成功とされて居て何れは
ロスアンゼルス等太平洋側米国都市を射程の10000キロのミサイルも時間の問題
と言われて居て米国政府は危惧して居るとか。

今回地下核実験は爆発力は大きく、小型化と軽量化された原子爆弾が使用されたもの
と言われて居ます。

原子爆弾はウラン型核分裂弾かニュースワードブースト型核分裂弾のどちらかの云わ
れて居るが、プラトニュームとウランを詰め三重水素で爆縮した、ブースト型分裂弾
ではないかと云われて居るとか。

韓国側は、今までの核実験の内で最大だったと発表した。

北朝鮮は今回の核実験については中国と米国に通告した模様で、日本には米国より通報
を受けたとの事。

今回の地下核実験でM5程度の人工地震が発生した模様。

しかし今回の地下核実験の目的が今一つハッキリしないようです。

米国への脅しを掛けて米国との直接会談を要求して来たと見るべきか?

それとも単なる国連決議に対する報復手段なのか?

世界を相手に金正恩体制はどの様に戦いを挑んで行く積もりなんでしょう。

これで益々北朝鮮の立場は厳しいものになって来たのではないでしょうか。

高騰する米の価格豊作なのに何故?

2013-02-12 07:55:24 | Weblog
12年米作の全国作況指数が102と4年振りの豊作でした。

処が産米価格は11年に較べ9%高く玄米60キロ当たり16、540円でした。

此は今まで低価格米産地が金になるブランド米生産に力を入れて低価格米が減少したのが
一因ではないかと云われて居ます。

消費者は、出来れば美味しいブランド米が食べたいと云う要望と、出来るだけ高く売れる
ブランド米を作りたいと云う産地の希望が合致して、低価格米作付減少し産米価格が高騰
と云う事になっているらしい。

此処で困ったのが低価格米に依存せねば商売がやって行けない外食・中食産業業者です。

他にも低価格米が減った原因が考えられます。

低価格米の生産地は主に北海道・九州です。

消費者のコメ離れ進み、米の生産調整減反で戸別所得補償制度が定着し作付け面積は減る
一方です。

農家としても単価が高いコメへの切り替えで少しでも収入を増やしたいと願うのは人情。

産地としてもブランド米で人気を呼び売り上げを増やしたと言う声で、次々と低価格米
からブランド米生産に切り替わって行っています。

消費者としては食味に拘るのは金に余裕のある層で、庶民はそこそこの食味があれば安い
コメを求めたい。

又国内のコメの3割を消費する外食・中食業界としては、低価格米の減少は業界生き残り
競争の勝敗を決める重大な事です。

其処で外食等企業も国内産米と米国産米を混合して使いコストを出来るだけ抑える方針に
変わって来た模様。

此処で問題が政府が決めたコメの最低輸入量「ミニアムアクセス」の枠拡大です。
外国米輸入には断固反対の日本の農業ですが、自分たちの利潤追及が結局輸入米拡大の声
となりつつ有ります。

消費者としても高い国内米より安い外国米が手に入れば良いが、ドッコイ其処には色々な
問題がありそうだ。

まず此からの日本の食料確保の問題。
幾ら金があっても食料確保が出来なければ国民は餓死します。

汚染されない食糧の確保も重大な課題の一つです。

又日本を支える根本である農業の崩壊も予想されます。
農業の崩壊した日本は同じ様に崩壊するより他に手はありません。

しかし現在の様に政府の保護によって成り立つ日本の農業が何時までも続く訳がありません。

消費者は高い国内産米を見捨てる時代がくるかも知れません。
日本の将来の食糧事情や農業の将来より目先の生活が優先と云う事もあり得ることです。

既に国民のコメ離れは始まって居て1日コメを口にしない若い層も増えて来ています。

パンやピザ。麺類や肉類の摂取で食事を済ます人達。
もはや米は苦手と云う層さえ出てきています。

農業界のブランド米への転向。低価格米減少の問題は、米の価格高騰。外国米への移行。
それと相まって国民のコメ離れ。

日本の将来の食糧事情や農業の将来等々ドンドン騒ぎは大きくなりそうですね。

其れが大きく政治問題としてはTPP協定参加問題に大きく関わって来るのでしょう。