日々好日

さて今日のニュースは

G7会議で異例の日本円安誘導政策牽制

2013-02-13 09:06:27 | Weblog
安倍首相のアベノミクスで経済再建のため三本の矢を強調しています。

その中の一本デフレ脱却に向けての日銀の大胆な金融緩和と機動的財政政策について
海外では円安誘導ではないかと批判が集中していました。

今回の日欧米先進7ケ国財務相・中央銀行総裁会議G7会議で日本を名指しこそして
居ないが「為替相場の誘導を、財政・金融政策の目標にしない」と言う異例の緊急声明
を発表しました。

此には日本の強引な金融緩和等が欧米関係者には円安誘導政策と、とられたらしい。

特にドイツは日本の円安政策に神経を尖らせて居るので批判の先鋒として牽制にヤッキ
になって居ました。

声明では為替相場は市場において決定されるべきとした。
日本の財政・金融政策は一応国内目的達成にして為替レートを目的にしてない事を確認
する事に留めた。
為替レートの過度の変動・無秩序な動きは、経済・金融の安定に悪影響を与えかねないと
して為替安定に向けG7が引き続き緊密な協力する姿勢を示しました。

世界経済危機の度に、円は投資のターゲットとされて来ました。
其れも一時的緊急避難の手段として円買いが進むと云うのが此までの経緯です。

お陰で日本の金融・経済はメチヤクチャにされて来た。

此を何とかして、日本経済再建をしょうと云うのがアベノミクスで、決して円安誘導を
目的にしたものでないと云うのが、日本の主張です。

実態経済での円買いであればむしろ歓迎されるべきですが、虚構経済での過度の円買い
投資は日本にとっては大変な痛手となります。

此も人間が作り出した金融市場システムのなせる業でヤムをえない事かも知れませんが。

北朝鮮は何処まで核爆弾小型化したのか?

2013-02-13 07:59:41 | Weblog
今朝の新聞は北朝鮮の三回目の核実験のニュースがトップを飾って居ます。

前回安保理の警告を無視し北朝鮮は弾道弾ミサイル発射実験を行いました。

今回はこの発射実験に対する国連決議を無視してまたもや3回目の地下核実験を
強行しました。

今回の地下核実験の威力は10キロトンとも云われて居ます。
因みに爆発力の1キロトンはTNT火薬1000トン分に相当すると言われます
ので今回の爆発はTNT火薬10,000トン分の凄いものです。

あの大惨事を引き起こした広島原爆のリトルボーイがTNT火薬20000トン分
長崎原爆のファトマンがNT火薬22000トンと比較して如何に大きいかが判る。

M5程度の人工地震の揺れが観測出来たと云うのも頷ける事です。

問題はこの地下核原爆で使用されたのがどの様な爆弾かと云う事です。

まず強化原爆と云われるブースト型核分裂爆弾ではなかったかと云う事。
広島にウラン爆弾と、長崎のプルトニューム爆弾を併せ持つ原子爆弾で、水爆直前
の爆弾ではなかったかと云う事です。

ただ其処まで北朝鮮の核開発は進んでないとの説もあるらしい。

次に問題は此処核実験で核爆弾の小型化と軽量化が実証されたかと云う事です。

広島の原爆リトルボーイも長崎の原爆ファトマンも総重量は5トンもあるものです。

現在世界の各国は核爆弾の小型化に成功しています。

米国は110キロ・ロシア255キロ・英国350キロ・インド500キロ中国
600キロと何時でも簡単に何処にでも運べる小型化に成功して居ます。

現在北朝鮮は4~4・7トンレベルでは無いかと云われて居ますが、今回の実験で
500キロから1トンのレベルまで到達したのではと推定出来るとの事です。

もし此が本当なら、前回のミサイル実験で、射程距離10000キロに到達したと
云われて居ますので、今回の小型化した核弾道を搭載して米国を攻撃出来ると云う
脅しが可能になって来た訳です。

米国にとってはいよいよ足下まで北朝鮮の手が伸びて来たと危惧して居る様です。

此は米国だけの問題でなく、日本にとっても大変な恐怖です。

何をするか判らない「ならず者国家」と云われた國です。

安倍首相は国会質疑でもし日本が攻撃されたら、直ちに攻撃先を叩くと大きな事
を言って居ますが、本当にそれが可能か?

しかし其処まで言い切る総理大臣が今まで居なかった事も事実ですね。