日々好日

さて今日のニュースは

どうなる医療診療報酬改定問題

2013-11-03 08:02:16 | Weblog
医療機関に取っては2年に1回ある診療報酬改定で大きな影響を受けるので一大
関心事です。

時の政府によってあるときは診療報酬が引き下げられ、多くの病院がばったばった
と閉鎖された事もありました。

またある時は有り余る診療報酬で沢山の富裕層を作り出したりしてきました。

来年度は消費税増税が断行されるが同時に診療報酬改定も予定されて居ます。

厚労省は12年度診療報酬改定後の、医療機関の経営状況を調査する「医療経済
実態調査」を公表しました。

其れに拠ると診療所は平均収入が1787万円の黒字で昨年比で116万円増。
医療法人経営民間病院7621万円黒字で前年比215万円増。

各医療機関とも増収傾向にある様ですが、厚労大臣は消費税増税分は社会保障に
使うので診療報酬引き上げに意欲を見せて居る。

此に対して財務省は増える医療費抑制のためにも報酬増額には慎重な姿勢です。
財務省は診療報酬1%上げると患者の窓口負担・保険料・公費投入が4200億円
程増えると説明し反対しています。

確かに病院やお医者さんには大変診療報酬引き上げは良い事ですが、我々患者や
国民の立場からは反対ですね。

無理な勤務状況で、医療に携わる医療関係者には感謝しますが、反面医療関係者
の金儲けのための協力は余りしたくないですね。

日ロ2プラス2協議日本は対中国優先ロは経済優先でずれ

2013-11-03 07:00:12 | Weblog
日本とロシア両政府の外交・防衛担当閣僚協議2プラス2が始まった。

日本側は尖閣諸島問題や中国軍事拡大の牽制にロシアを巻き込みたい意向でしたが、
したたかなロシアの事です中国への言及を避け、日本との経済協力優先を主張した。

又日本が米国と進めるミサイル防衛MDに強い関心を寄せました。

結論から言うと両国の防衛交流拡大が東アジアの安定に寄与するとの認識で一致した
と報告がありました。

世の中変わりましたね。

つい最近までこの様な事をロシアと話し合う事はなかったが、ロシアと2プラス2の
協議が開かれ様とはね。

安倍首相は両国の信頼を発展させて具体的成果が出た、今後北方領土返還を含めた
ロシア日本の平和条約締結を進展させたいと手放しの喜び様です。

しかし考えて見ると、正式には日本とロシアとの戦争状態は終結して居ないままに
ズルズルと国交が何時の間にか成立したかの様になって居ます。

肝心の北方領土返還も、ロシア側の言い分は日本が言う北方領土はロシアの領土で
領有権問題は存在しないと、何処かの國と同じ様な主張の繰り返しを行って居ます。

日本が懸念する中国は、ロシアに取っては最大の貿易国であり、戦略的パートナーで
もあるので、下手に中国を刺激するのは得策でないと見て居る様です。

其れよりも日本から北方領土問題をエサにどれだけの経済協力を引っ張り出せるかが
一番の関心事ではないか?

一時はエネルギィー資源で世界のエネルギィーの支配権を一手にしたかに見えたが近頃
北米のシェールガス革命で欧州等から値下げ要求がなされ天然ガスの将来に陰りが見え
始めました。

そこで目をつけたのがエネルギィー最大消費国家の一つの日本です。
日本の技術力をロシアの地下資源開発に役立たせ輸出で貿易拡大を図る事です。

与えるものは出来るだけ少なく取るものは徹底して多く取るのが鉄則のロシアの事です。

ウカウカしていたら日本は尻の毛までむしり取られてしまうかもね・・・

したたかなロシアにはそれ相応の覚悟をして掛からねばバカを見るのは日本と言う事態に
ならないとも限りませんね。