昨年の衆院選自民党完全勝利で1党1強と云う最早批判勢力なしと云う状況でそれに衆院3分の2
以上獲得のため、公明党まで味方につけて最早向かうところ敵なしの感じです。
昨年は安倍政権成立後通常国会で国会では懸案の共通番号制所謂マイナンバー制度法案が成立
その他サッカークジ改正案イジメ防止法案等次々と可決成立させました。
今までは予算案成立には相当数時間がかかりましたが2013年度予算案をアッサリ可決成立した。
それに安倍首相は長いデフレからの脱却を目指し、経済政策アベノミクス政策を打ち出した。
早速結果が出て円安・株高で大企業が業績好転し景気も上向きになった。
此で調子に乗った安倍政権は強い日本を目指し、臨時国会では集団的自衛権容認へと動きだした。
特定秘密保護法・国家安全保障会議創設・国家戦略特区法・社会保障制度改革に関するプログラム法
産業競争力強化法・薬事法改正・生活保護法改正等々簡単に次々と成立させていきました。
其れに懸案のTPP交渉参加の決断を下し、消費税8%アップにも4月実施の決断を下しました。
兎に角向かうところ敵なしだから、遣ることなす事全て良しです。
処がこの頃暴走気味の安倍首相に黄色ランプが点滅する事態が出てきました。
まず年末の靖国参拝では、中国・韓国のみならず米国まで警告を発する事となった。
此は国内問題で外国が文句をつけるのはオカシイと云うのが正論ですがお互いの国情がそうなって
居るので真っ向勝負は如何かと云う意見も出て来ます。
韓国も中国も国土問題があって日本叩きの絶好の獲物とし、米国は国益のため此処で日本の暴走は
好ましくないと判断して警告を発しています。
又連立を組む公明党や自民党内にも暴走気味の安倍首相を批判する動きが出て来ました。
そして側近と言われる麻生財務相や甘利経済再生担当相とも微妙な温度差が指摘されています。
此に対して霞が関に睨みを効かせる菅官房長官は益々安倍首相の右腕として信頼があつく実力を
発揮して居ます。
この前久し振りに小沢生活の党代表が安倍首相を批判し、いずれ安倍氏は自滅すると曰った。
確かに順風満帆の安倍首相ですが、何か少し暴走気味でアブナサが感じられますね。