日々好日

さて今日のニュースは

向かうところ敵無しの安倍首相少し暴走気味では?

2014-01-04 09:27:45 | Weblog

昨年の衆院選自民党完全勝利で1党1強と云う最早批判勢力なしと云う状況でそれに衆院3分の2
以上獲得のため、公明党まで味方につけて最早向かうところ敵なしの感じです。

昨年は安倍政権成立後通常国会で国会では懸案の共通番号制所謂マイナンバー制度法案が成立
その他サッカークジ改正案イジメ防止法案等次々と可決成立させました。

今までは予算案成立には相当数時間がかかりましたが2013年度予算案をアッサリ可決成立した。

それに安倍首相は長いデフレからの脱却を目指し、経済政策アベノミクス政策を打ち出した。

早速結果が出て円安・株高で大企業が業績好転し景気も上向きになった。

此で調子に乗った安倍政権は強い日本を目指し、臨時国会では集団的自衛権容認へと動きだした。


特定秘密保護法・国家安全保障会議創設・国家戦略特区法・社会保障制度改革に関するプログラム法
産業競争力強化法・薬事法改正・生活保護法改正等々簡単に次々と成立させていきました。

其れに懸案のTPP交渉参加の決断を下し、消費税8%アップにも4月実施の決断を下しました。

兎に角向かうところ敵なしだから、遣ることなす事全て良しです。

処がこの頃暴走気味の安倍首相に黄色ランプが点滅する事態が出てきました。

まず年末の靖国参拝では、中国・韓国のみならず米国まで警告を発する事となった。

此は国内問題で外国が文句をつけるのはオカシイと云うのが正論ですがお互いの国情がそうなって
居るので真っ向勝負は如何かと云う意見も出て来ます。

韓国も中国も国土問題があって日本叩きの絶好の獲物とし、米国は国益のため此処で日本の暴走は
好ましくないと判断して警告を発しています。

又連立を組む公明党や自民党内にも暴走気味の安倍首相を批判する動きが出て来ました。

そして側近と言われる麻生財務相や甘利経済再生担当相とも微妙な温度差が指摘されています。

此に対して霞が関に睨みを効かせる菅官房長官は益々安倍首相の右腕として信頼があつく実力を
発揮して居ます。

この前久し振りに小沢生活の党代表が安倍首相を批判し、いずれ安倍氏は自滅すると曰った。

確かに順風満帆の安倍首相ですが、何か少し暴走気味でアブナサが感じられますね。

 


五輪対策人出不足は時限立法で外国人雇用拡大か?

2014-01-04 07:28:27 | Weblog

政府・自民党も面白い事考え出すものだ。

2020年東京五輪に向けた建設ラッシュを前に建設業人手不足の緩和策として外国人労働者を増やす
考えを明らかにしたとか。

何でも政府・自民党は、東京五輪のため時限立法で国内の建設現場に、ベトナム等アジア諸国から技能
実習生受け容れ拡大で対処する方向で検討にはいったらしい。

外国人技能実習制度は「入管難民法」に基づき国内企業が外国人を「技能実習生」とし受け容れる制度。
建設・繊維・機械・金属・農業・漁業・食品製造等68職種を対象に製造・加工技術・機械操作等学ぶ。
実習期間は最長3年。単純労働に使うのは禁止。実習生と企業は雇用関係を結び日本労働法に従う。

となって居るが、人出不足の中小企業や建設業に取っては、この外国人技能実習生が渡りに船で、
これで成り立って居る中小企業や、建設業もあると云う。
中には悪辣な企業があって、低賃金で酷使するケースもあり社会問題化する事もありました。

どんな仕事にも嫌な顔をせず比較的低賃金で働く外国労働者は企業主には有り難い存在です。
其れに政府にとっても、労働力不足解消・外国人技術育成・支援と、外国の親善関係が築けるので
恩の字ですね。

どうやら政府は其処に目をつけて、特に東南アジアは今後日本が頼る事になる国々が多くあるので、
是非友好関係を構築して行きたい地域です。

技能実習に名を変えた五輪人出不足解消はどうも問題が多い気ががしてなりません。

前回の東京オリンピックの際は特に東北地方の農村地帯の農民が出稼ぎで五輪建設に従事しました。
そして今回は外国人実習生と云う事なんですね。

其処で政府は技能実習期間延長等オリンピックまでの時限立法として14年度中に入管法令改正の
作業に入る模様です。          

もう6年先のオリンピック工事は始まって居ます。

今後の建設現場の雇用は、大量の外国人労働者に依存する事になる可能性がありますね。

そうなると仕事がない日本人労働者はどうなるのでしょう。
其れと低賃金に甘んじる外国労働者で、日本の労働賃金水準も下がる事になりそうだ。

現実の問題として、少子高齢化が進む日本では、労働力不足で外国人労働力に頼らざる得なくなったの
だろうか?