我が国の海上自衛隊哨戒機は米軍の旧式プロペラ機Ｐ３Ｃ哨戒機でした。
今回海上自衛隊厚木基地の航空集団に次期海上自衛隊哨戒機として初めて
純国産の哨戒機Ｐ１が配備され公開されました。
この海上自衛隊哨戒機Ｐ１は、機体もエンジンも我が国で開発された、ジェツト機
の哨戒機だそうです。
此までの哨戒機Ｐ３Ｃに較べて進出速度・飛行高度は凡そ１・３倍に向上して
短時間で目的到着が容易になったとの事。
今頃プロペラ機の哨戒機等と云われる事はなくなった様だ。
近頃の厳しい世界状況に対応するには、情報を如何に早く正確に入手するかは
この哨戒機に大きな役割が出てきます。
厚木基地航空団の責任者は今回の配備は我が国の安全保障に大いに意義がある。
戦力化に向けて運用試験に全力を尽くすと述べました。
今後海上自衛隊はＰ１哨戒機を７０機導入し厚木基地の他に八戸基地・那覇基地に
将来は配備する計画がある事を明らかにしました。
一連の國の安全保障強化の一環なんでしょうが、益々戦時体制強化の匂いが
濃くなって来ましたね。
国政選挙以上に注目を浴びて居る東京都知事選ですが、イマイチ肝心の候補者が
役者不足で盛り上がりに欠けそうですね。
自民党は野党時代除名処分した枡添氏を自民党東京支部が推薦しました。
片や猪瀬前知事と同じ様、佐川急便から資金援助の嫌疑で引責辞任した細川氏を
脱原発の旗印の許に軍師の小泉氏が担ぎ出した。
脱原発の流れで此を各政党が支持表明した。
処が肝心の細川氏は正式立候補表明や公約発表を準備不足を理由に先延ばしして
２３日告示前日に発表する模様。
手の内を見せない、何かアンフェアな感じです。
今回の東京都知事選は政策は二の次で人気投票の色合い強いと云われて来ました。
公約等どうでもよいのでしょう。
公約とは候補者が選挙民と約束する事柄ですので、早くから選挙民に公表し判断資料に
して頂くものですが、其れを告示前日まで隠すのはどうも腑に落ちませんね。
此も軍師小泉氏の作戦なんでしょうか？
一方自民党内も枡添支持一枚岩ではないとか。
小泉氏の息子の進次郎氏は公の支持こそ避けましたが、除名した枡添氏を支持するのは
大義に反するとやんわり反対を表明しています。
此に賛同する自民党員も結構居て其れに脱原発に賛同する議員等は党議になって居ない
ので可成り自由な発言をして自民党が挙党一致とは行かない状況となった。
そんな中自民党全国幹事長会議が開催された。
安倍首相は全国津々浦々まで景気回復を実感して貰えるのが我々の目的で今年は経済が
最優先課題でデフレ脱却へ決意を強調しました。
少しずつ景気回復の恩恵が中小企業や地方都市にまで及びデフレ脱却までもう少しと云う趣旨
の発言をしたようですね。
それと合わせて東京都知事選に言及し「東京都が抱える課題に対応出来るのは枡添候補と
確信する」と言い切り枡添批判に釘を刺した。
石破幹事長も党が決めた人は党本部として必ず応援しようと訴えました。
今回安倍首相に反旗を翻した小泉元首相の扱いには自民党も困惑気味の様だ。
自民党を辞めさせられたとは云え自民党の元老的立場で安倍首相の先生格です。
それが安倍首相の経済政策を根底から覆す様な脱原発に走って貰っては困る。
自民党長老格で成り立ての森五輪組織会長も、もし脱原発が実現すれば電力不足で６年先
の東京五輪は返上しなければならない事態になりかねないと警告した。
また石原元東京都知事も小泉のバカに担がれて細川氏が立候補したと批判しました。
東京都民が選ぶ事なので、部外者は何とも云えませんが、東京五輪が無事出来る東京都に
する都知事を是非選んで欲しいですね。
