日々好日

さて今日のニュースは

自民党大会開催改憲・デフレ脱却掲げ14年度運動方針採択

2014-01-20 08:44:36 | Weblog

自民党は都内で自民党大会を開催し2014年の党運動方針案を採択しました。

運動方針の要旨は下記の通り。

時代に即した現実的憲法改正を行う。
改憲機運を高めるため全国で対話集会を開催する。
特定秘密保護法は丁寧に説明する。
政府・与党一体でデフレ脱却に取り組む。
安全と判断された原発再稼動は國が責任を持って地元自治体の理解を求める。
靖国参拝は國の礎となった方々に対し尊崇の念を高める。

安倍首相は改めて憲法改正に向けて強力に動く事を宣言した。

経済については企業収益の改善が賃上げに結びつき景気の好循環を強調。
首相はこの1年で改善された経済指標を列挙し「数字は正直だ。日本を覆って居た
厚く黒い雲を間違いなく吹き飛ばした」と胸を張って宣言した。

景気改善と財政立て直しと云う相反する政策を両立させるため5兆円余の補正予算
による消費税増税の底上げと1兆円余の税制改革を行う事に理解を求めた。

特定秘密保護法については国民生活に悪影響を及ぼす事は絶対ない総理として
約束すると大きく言い切りました。

安全と判断された原発の再稼動を改めて宣言した。

なお外交・安全保障政策では積極的平和主義の旗を掲げ、美しい海・領土・領空を
守り抜く考えを強調した。

靖国参拝は今後も続ける事を明言した。

なお23日告示の東京都知事選では自民党が支援決定した枡添候補予定者への
支援を求めました。

尚此の自民党大会に来賓として出席した山口公明党代表は経済再生政策が最優先
であると述べ、憲法改正や集団的自衛権容認へと前のめりの、阿部首相に釘を刺す
事は忘れなかった様です。


沖縄名護市長選辺野古埋め立て反対派が再選される

2014-01-20 07:16:05 | Weblog

今日のトップニュースは何と云っても沖縄名護市市長選の結果でしょう。

予想されては居ても実際辺野古埋め立て反対派の市長が再選された事は政府や仲井沖縄知事
にとっては大変な痛手でしょう。

名護市民は郷土の振興より郷土の自然を選択した事になる。

沖縄の普天間飛行場の移設問題は米軍の在日米軍基地再編成問題と関連し大きく対米関係に
影響して来ています。

合意通り進捗しない辺野古埋め立て問題に苛立つ米政府。
県外移設を主張し埋め立てに強固反対する沖縄県民。
中に立って日本政府は基地負担軽減と法外な沖縄振興政策でおカネをちらつかせ決断を迫る。
沖縄知事は地域振興か基地移設か選択を迫られ苦渋の選択が埋め立て承認でした。
今回の名護市長選は沖縄知事の判断と移設の是非を問う「住民投票」とも云われた。

名護市民は沖縄知事の埋め立て承認に反発し反対派現市長を再選させた。

普天間基地移設に真っ向から沖縄知事や日本政府にキバを剥いた事になります。

今後再選された名護市長は移設工事の許認可を繞る市長権限を使って、代替施設建設を阻止
する構えをとると思われ益々辺野古移設は混迷うを深め、日米関係でも影を落とす事になりそう。

自民党は名護市に対し地域振興として、沖縄知事と約束した振興策とは別に500億円規模の
基金を設ける意向を示して居たが是もあっさり蹴られた事となる。

カネと基地との引き替えと云う余りにも露骨な手法が名護市市民のプライドを傷つけたと云われる。

その代償は矢張り大きなものが有るやに思えてなりません。

国家権力に何処まで地方自治体が抵抗出来るか?

果たして名護市民は一枚岩で結束が堅いものか?

この問題は原発問題と共通する面があると云われて居ます。

諸般の事情からは総論賛成だが、実際それが我が身に降りかかるとなると各論反対。

さて普天間基地移設問題・辺野古沿岸岸埋め立て問題は今度どうなるのだろうか?