この処円安傾向が続き国際収支が悪化しだしたとの事。
財務省は昨年11月の国際収支速報を発表し経常収支が過去最大の5928億円の
赤字が出た事を明らかにしました。
経常赤字は2ケ月連続で此まで最大だった、12年1月の4556億円を更新しました。
此は原油等の輸入が膨らみ其れに円安攻勢で貿易赤字が拡大した事が要因です。
脱原発問題や円安傾向は大きく國の貿易収支に関係して来て居ます。
細かく分析すると輸出は前年同月比で17・6%増の5兆6316億円。
輸入が22・1%増で6兆8859億円。
差し引き1兆2543億円の赤字となります。
此は自動車輸出や海外投資からの利子配当の所得増で輸出が増になって居るのに
稼働停止原発で火力発電のLNGや原油輸入が増加おまけに円安、輸出代金と
燃料代高騰に影響し、お互いにマイナスに作用した事による。
そこで昨年11月の貿易国際収支の経常収支は5928億円の赤字が弾き出された。
今は円安で輸出入にプラスされる面より、マイナスの面が多い事が判った様だ。
兎に角日本は外貨を稼ぐ力が衰え輸出立国政策に黄信号が灯り出したと見るべきか?