東日本大震災が起きてからもう3年目を迎え様として居ますが、今だ指定廃棄物
最終処分場は決まって居ません。
この措定廃棄物とは、放射性セシュム濃度が1キロ当たり8000ベクトルを超える
廃棄物でゴミ焼却灰・下水汚泥等があります。
今回の原発事故で11都県で約13万トンが出たと云われて居ます。
政府は此だけの量は1都県では処分出来ないと判断し各都県で処理する方針
を出しました。
受け容れ都県は手を挙げる事を呼びかけたが、総論賛成各論反対で仲々応じ
ません。
何処も風評被害や県民の不安で汚染されてない震災廃棄物さえ受け容れ拒絶
の状態で政府はお手上げです。
環境省は宮城県で県下自治体くび長さんを集めて指定廃棄物最終処分場の県内
候補地の提示に漕ぎ着けました。
最終処分地候補地として、栗原市・大和町・加美町の3市町を提示した。
何れも水源との距離・自然の豊かさ・集落との距離を参考に、3市町の国有林が
が選ばれ年間50万人いじょうのが訪れる観光地は外す事が基本とか。
この中から最終的には1ケ所が処分地に選ばれるとの事です。
同じように環境省は今後茨城・栃木・群馬・千葉の各県でも最終処分場の候補地
選びをして提示決定する方針とか。
原発稼働で出る放射性汚染物の処理どころか、震災時の汚染廃棄物処分に
手こずって居ては、原発再稼動は如何なものかと云う節も説得力がありますね。