東証上場419社が発表した昨年10~12月期決算では、純利益合計が前年同期比で約
1割減である事が判明した。
2015年1~3月期は過去最高で、4~9月期も好調だっただけに10~12月期の乱調は
目立ちますね。
一番の要因は中国等の景気鈍化や原油価格下落等が挙げられます。
特にチャイナリスクが、中国への依存度が高い企業を直撃し業績悪化となって居る。
反面中国人観光客の爆買いの恩恵を受けた業種や、航空機業界等は原油価格下落で
恩恵を受けて居るとの事。
10~12月期の売り上げ高合計は0・3%減。
製造業全体の純利益は前年同期比で20・3%の減。
だが電気・ガスを除く非製造業は11・0%の増えした。
業種別では海運業・機械や鉄鋼が中国等の経済失速の影響で業績悪化となった。
株価は今年に入り1万6千円近くまで下落したが今は1万7800円台まで持ち直しています。
ただ日銀が導入したマイナス金利がどう企業に影響を与えるか今の処先行き不明との事。