政界編成を目指し結成された日本維新の党が色々の事情で分離し今是までの維新の党と大阪維新の党
の間で本家争いをしています。
何れもジリ貧で先は見えません。
同じ悩みを抱える民主党が今回夏の参議院選に向けて維新の党と話し合いを行った。
維新の党は民主党も維新の党も共に解党し新しい党を作る事を提唱。
此に対し民主党は解党には応じ兼ねるが新しい党名と新しい党綱領制定であれば、合流する事には合意。
結論として両党とも名を捨て実をとる事で来月合流が大筋合意された。
規模として150名を目指す野党となる。
現在民主党が衆院議員72名・参院議員59名で131名です。
一方維新の党は衆院議員21名・参院議員5名の21名です。
但し国会法でこの参院議員5名は吸収合併の場合は合流出来ない様になって居る。
合流の場合は両党とも解党の場合に限るとあるので、無所属で統一会派結成となりそう。
勿論新党が公認され、参院選で新しい党から立候補し当選したら新党の参院議員所属となります。
合流方式としては民主党から大半の議員が一旦離党・党名変更後解党した維新の会と合流入党する。
ただ新しい党名がどうなるかです。
両党とも「民主」「維新」の文言を残したい気持ちが働くでしょう。
党名次第では野党刷新の印象が薄れる可能性がありますね。
ただ民主党の中には折角民主党として帰り咲きを狙って居たのに改名は賛成し兼ねると言う一派が。
維新の会だけ解党の合流には反対する一派がある。
さて合意通り衆院両党議員93名がそのまま合流するかは疑問もありそう。
自民党は元々維新の会は民主党員だった人が大半なので元の鞘に戻っただけと問題にしていない
問題にする程のものでないと、余裕を見せて居るが内心は穏やかならざるものがありそう。
本家争いをして居た大阪維新の会はスッキリすると大歓迎。
参院選への野合との誹りは免れないが国民は是をどう判断するでしょうか?