日々好日

さて今日のニュースは

インバウンドは日本経済を支えるか

2016-02-06 07:56:40 | Weblog

外国人観光客等の入国をインバウンドと呼ぶらしい。

政府は2020年までにインバウンドを2000万人達成を目標に立てた。

処が円安があと押ししてか2015年に目標の2000万人近くまで達成してしまった。

是は円安や日本ブームで来日者を見込みビザの簡素化や免税店優遇策を政府が敢行したのが
大いに影響しています。

特に中国からの観光客の急増は目を見張るものがあった。

今までの観光客の何十倍と言う中国人が押し寄せて来て、カネにまかせて商品を買い漁った。

所謂爆買いと言う社会現象でこれは日本の経済を支える程の威力を発揮した。

外国人が昨年落とした金額は3兆4771億円と言われ、その内1兆4174億円は中国人と言われる
程スゴイものでした。

中国人の買い物は1位がお菓子・2位化粧品香水・3位食料品薬タバコ等々・・

温水洗浄便座ウォシュレットが可成り多く売れた時のあった。
家電製品特に炊飯器が群を抜いて居るとか。

薬品では、熱さまシート・目薬・サロンパス・龍角散等が必ず買って帰らねばならない品らしい。
日本の化粧品・香水も必ず買わねば成らない品物らしい。

お菓子では白い恋人・東京バナ奈・ひよ子等があげられる。

これら来日前にネット等で下調べて来るらしい。
ネットの力は偉大ですね。

処で外国人観光客は買い物目的だけでなく色んな目的があるそうです。

アイドルグループコンサート参加・美術館巡り・競馬・パチンコ・マンガやアニメ聖地巡り
メイドカフェー経験・ストリッパー劇場や風俗店巡り・高級クラブ巡り等々の体験型ツアーも
結構人気が高いとの事。

現在中国は春節で長期休暇で海外旅行に沢山の人が出国しています。

日本でもデパートや商店街が中国人客の獲得に手ぐすね引いて居るとか。
果たして今年はどの位の人が訪れどの位のカネを落として呉れるのでしょう。

しかし日本も何時まで中国人客を当てに出来るかです。

中国経済危機も叫ばれだして陰りが見え始めました、それに中国政府は人民が海外での
爆買いを禁止する事を検討始めたと言うニュースも流れて居ます。

何時までも中国人に頼るわけには不可ません。

そこで中国人観光客急増の蔭に隠れて居るがタイや東南アジアの来日者も増えて来て
新興国も金持ちが多く、売り上げも馬鹿にならなくなって来た。

インドネシア・フィリツピン・べトナム・タイ等です。

此方はイスラム教徒が多いので、禁止品ハラーム問題があります。

日本はまだハラーム問題に無関心なのでイスラム教徒と接する場合はハラーム問題は
避けて通れない事を肝に銘ずる必要が出てきますね。


マイナス金利悪の本性出て来るか

2016-02-06 07:16:28 | Weblog

日銀黒田総裁が本来禁じ手のマイナス金利、当初市場も好感を持って受け容れて居たが、是が
飛んでもないものと判り一転して株下落円高進行と今までの努力が無になってしまった。

マイナス金利決定前には1万7千円台をどうにか維持して居たが1週間後は1万6800円台まで
株価は下がり円も118円台が116円台まで円高となった。

長期金利も0・220%が0・025%まで落ちた。

是は全てマイナス金利断行だけによるものでなく、米国経済危機感・中国景気減速懸念・原油安
が影響しあっての事ではあるが・・・・

除々にマイナス金利が本性を現し牙をむき出して来て居るのではないか?

何れにしてもこのマイナス金利導入はいずれ国民生活に深い影響を及ぼすに違い有りません。


ふるさと納税で仁義なき戦い自治体税収奪い合い

2016-02-06 06:23:27 | Weblog

出身地や応援したい自治体に寄附すると住んで居る居住地の住民税が減額されると言う妙な
税制の「ふるさと納税」2015年度は前年度比で3倍の1500億円に達する見込みとなった。

財政不足の各自治体は、豪華な寄附の返礼等でふるさと納税獲得競争に走った。
既に何億ものふるさと納税で潤って居る自治体が幾らでもあるらしい。

政府も後押しし制度を改正しふるさと納税が利用し易くした。

また是に味をしめた國は今度は企業の地方法人税にふるさと納税を導入を画策しています。
是で大都市集中の地方法人税是正が出来ると言う計算らしい。

処でふるさと納税で財源が増える自治体はバンバンザイですが、その分財源が減る自治体が
出てきます。

払う方はどちらに納めても損はなく却って返礼で丸儲け。

しかし税金が減る自治体は死活問題です。

特に大都市に取っては由々しき問題ですね。

國は何もしなくても、自治体同士が奪いあって是で財政均等化が図れるとほくそえんで居る。

この制度は誰が思いついたのか都市部と地方の税収格差是正として施行された。

現在寄附のお礼の特産物は全体8割を超す1500自治体が高価な地域ブランドの肉・海産物
地酒・お菓子・工芸品を返礼品とし寄附した人が選べる様にしています。

自治体はふるさと納税が増えれば財源確保と特産物の知名度が上がり地域経済にメリットが
あり益々ふるさと納税獲得競争が激しくなります。

政府も15年度から税の控除が受けられる寄付金の上限を2倍に引き上げ、寄付先が5自治体
内なら給与所得者は確定申告の手続き不要としました。

自治体も考え返礼は品物だけでなく、1日町長の名誉職・田舎暮らし1ケ月・脳ドック・船釣り・座禅
等体験できる宿泊ツアー等を用意して居る自治体もあるとか。

是に迎え撃つ大都市も墨田区は東京スカイツリー入場券等を返礼品に贈って居るとか。

仁義なき戦いで納税本来の目的を逸脱した方向に行き何か狂って居る様な感じですね。

自分が住んで居る処を良くするための税金を払わず利益だけを享受するのはおかしくないでしょうか?