英国のEU離脱問題は意外に深刻で欧州経済だけでなく世界経済を大きく揺すぶり
とりわけその影響を諸に被った日本経済は深刻です。
投資の先行き懸念で円買いが進み、ドルに対し今は100円台を推移する円高傾向
は依然として進んで居ます。
円高による株安や、投資を安全な国債に変えるための株売りで余計株安傾向となる。
これでは日銀が目指す消費者物価指数を前年比で2%上げ、デフレ脱却を図ると云う
目論みは段々遠のいて行く感じです。
円高はこれまでの値上げの動きを止め客離れ阻止に一生懸命になって来た。
自民党もデフレ脱却を一枚看板にして居たが、現在はこれを下ろして雇用改善等の
成果に重点を置いて居る様です。
今年も政府が旗を振った春闘賃上げ成果ですが、今年の大手の賃上げ率は定期昇給
べースアップを含めて2・27%だった事が判明した。
妥結額は7497円で前年より738円下回った。
内訳は製造業の上昇率は2・24%で妥結額7192円。
非製造業は2・41%で9057円。
一番アップ率が高かったのは人手不足の建設業で3・17%の1万6194円だ
そうです。
結構賃金は上がる所は上がって居るのですね。