我が国の18年度世界文化遺産登録国内候補に長崎教会群の再推薦を文科省文化庁の
文化審議会が決定しました。
長崎教会群の世界文化遺産登録は13年文化審議会が国内候補を決定して居たにも
関わらず、国策として内閣府から横やりが入り、急遽明治日本の産業革命遺産に決定
され先を超された経緯があります。
翌14年には、世界遺産登録国内候補として決定されました。
ユネスコの調査機関イコモスの実地調査が行われた、結果キリスト教禁教期に焦点を
当てるべきとの勧告で取り下げた。
今回は構成資産を二つ減らして2世紀を超える禁教による潜伏切支丹の文化は世界的
に珍しいと云う事で、構成資産12に減らして再推薦となった。
政府は9月末までに暫定推薦書をユネスコに提出来年2月1日までに正式推薦書を
出す意向のようです。
今度は大丈夫なのでしょうか?
日本は鎌倉世界遺産登録で苦杯を経験して居るので18年の決定まで気が抜けませんね。