原発問題では再稼働賛成と反対の対立が続いています。
現在原子炉定期検査で稼働停止は26基で実際稼働して居るのは九州電力川内原発の
1号機・2号機のみです。
関西電力の高浜原発3号機・4号機が再稼働認可が降りて稼働した途端4号機に事故
発生し停止しました。
続いて裁判所の稼働停止の仮処分が3号機に下されこちらも稼働停止になりました。
原子力規制委員会は四国電力伊方原発3号機が安全基準をパスした事を発表した。
四国電力は地元了解を取り付け規制委員会の最終審査終了後今年7月再稼働する事と
していました。
処が稼働調整中の3号機の冷却水を循環するポンプの接続部分に異常が現れた。
この接続部分はポンプ内を循環する放射性物質を含む冷却水が漏れない様に三重に
ガードされて居ます。
異常が見つかったのは一番外側で外部への放射能漏れは確認されなかったと事。
原発側は今月26日から稼働予定の3号機稼働は8月以降にずれ込むと発表。
因みにこの伊方原発再稼働については高浜原発同様裁判所に稼働停止の仮処分の
訴訟が準備されて居る模様。
伊方原発は40年経過の1号機を廃炉決定し、この3号機稼働に賭けています。
5年3ケ月振りの稼働なるかの瀬戸際でもあります。
処で40年経過の原子炉廃炉の問題ですが、先般高浜原発の老朽原子炉運転延長
が規制委員会から許可され、原子炉40年廃炉原則が骨抜きにされ様としています。
原発関連は国の経済成長に大きく関わりますので、安易な発言は控えたいと思うが、
命とカネの問題となると色々考えますね。