11月3日、今日は文化の日となって居ます。
国は今年のノーベル」医学生理学賞受賞の大隈教授・小説家平岩弓枝・作曲家船村徹氏等。
文化勲章を6名に、また歌手杉良太郎・スポーツ小野崇・小説家津村節子氏等、15名を
文化功労者に決定して、今日文化勲章の親授式が皇居で行わます。
明日は文化功労者の顕彰式を都心のホテルで行います。
文化の日とはこの様な文化勲章授与や文化功労者を顕彰するだけの日なんでしょうか?
どうも文化の日の意義がわからない。
元々11月3日は明治天皇誕生日で明治節でしたがそれが戦後文化の日に衣装替えした。
そして11月3日は憲法公布の日です。
5月3日は憲法実施の憲法記念日ですが公布されたのは今日だそうです。
今日は憲法公布されて70年になります。
日本の憲法は押し付け憲法と言われながらも、不戦の誓の憲法は世界で初めてのものでした。
だが理想は理想でしかなく、独立国として国民の生命・財産を守るには維持が困難となって
きました。
そこで憲法解釈を色々読み替えてどうにか面目を保ってきました。
戦力は持たないと言う憲法に対し自衛のための自衛隊創設し今や世界でも有数の武器を持った
軍隊でない軍隊が誕生しています。
国際社会で日本、一国で遣って行くのは無理な話でそこで今まで認めて貰った戦争の関わらない
と言う我が儘が許されなくなり集団的自衛権の行使が強いられて来た。
もはや紛争の傍観者として日本は許されない立場に立っています。
今回の南スーダンPKO活動で駆けつけ警護や宿営地の共同防衛等等が初めてのケースとして
問題になっています。
国は紛争に巻き込まれる事を恐れ派遣は平和が維持されて居る事が条件で、駆けつけ警護は
中央部に限るとか勝手に条件をつけていますが、現実の問題としてそれが許されるかです。
現に南スーダンで暴徒の暴走を阻止できず傍観したとして国連PKO部隊が非難されて居ます。
恐らく日本も今のままでは同じ様な結果を招くでしょう。
そこで思い切って憲法を改正し憲法9条を廃止し普通の国の様に戦える戦力を持とうと言う
論法が出てきます。
強い日本を目指す安倍首相はこの考えが特に強く自分の任期中に憲法改正を行いたと言う
決意を表しています。
しかし国民は戦争には拒否感が強く戦争になりそうな事には目をつぶりたいと言う考えが
大半です。
それに対してこのままでは、日本国が滅ぶと極言する説も出てきた。
処が問題の憲法9条は憲法制定過程で幣原首相が提案してマッカーサ元帥が採用したと言う
飛んでもない事実が暴露された。
真偽の程は判らないが、何となく頷けるものがある。
さて日本は何時まで憲法改正に蓋をしてパンドラの箱扱いが許されるのか?
段々リミットが迫って来た感じがしますね。