今回日本世論調査会が陛下の心情表明により表面化した皇室問題について日本世論
調査会が行った全国面接世論調査の結果が発表されました。
まず政府が天皇生前退位について有識者会議を設置して検討して居る事に対しては
50%が早急に結論を出すべしと回答。
慎重に検討すべしが47%もあって、問題が大きい事が窺えます。
ただ天皇の生前退位は出来る様にした方がよいが89%で圧倒的で現行のままは
9%だったそうです。
陛下の心情表明で78%が活動困難であれば退位もやむを得ないと賛同し19%は
飽くまで天皇の勤めを全うすべしとの回答。
生前退位の法整備については今後の全ての天皇を対象とすべしが70%で、一代
限りの特別法適用は26%だそうです。
天皇は国民の象徴であるのでそう簡単には決められない事ですね。
天皇に対し親しみを感じるが47%、何とも感じないが17%です。
若い層への世代交代で随分減って来た感じですね。
天皇の活動については、外国訪問・国賓接待等国際親善が56%。
被災地見舞い41%で今や陛下の見舞いは定番化して居る様だ。
肝心の天皇の国事行為は25%だったそうです。
処で今回政府が有識者会議の議論の対象にして居ない女性・女系天皇や女性宮家
について有識者会議で討議すべしが82%だったそうです。
女性・女系天皇の容認は85%で反対は10%でした。
女系天皇誕生に国民は理解を持って居るとも言えます。
古代には女性天皇が沢山居たのですから、今頃それはダメでは理屈に合わないですね。