キューバのカストロ議長と言えば世界の革命運動の祖とまで言われる存在でした。
仇敵アメリカと最後まで妥協しないで戦い続けた戦士でもある。
ただ1962年東西冷戦中旧ソ連のミサイイル配備問題で、あわや米ソ核戦争一歩
手前まで至ったキューバー危機が起きて居ます。
この時はケネディー米国大統領とフルチョフ首相の良識ある判断で回避された経緯が
ある。
その後も米国とカストロ議長との確執は激しかったが、オバマ大統領になり初めて
経済封鎖を解除、国交再開されました。
その間半世紀以上の年月が経過して居ました。
朋友のゲバラ氏が亡くなり自分も病気手術後、議長を退き新しい指導者に後を託した。
キューバは米国の経済封鎖に国民はよく耐え、中南米を始め各国の左翼運動に大きく
影響を与えた。
最大の支援国ソ連崩壊で経済危機に陥ったが同盟国の支援で辛くも体制維持して来た。
キューバーが今日あるのは最高の指導者カストロ氏のお陰です。
カストロ氏は意外にも親日家として知られて居るとか。
2003年には広島原爆資料館を見学して居ます。
また阿倍首相も、今年キューバー訪問し、ハバナで会談し核のない世界を目指す事で
意見の一致を見たとの事です。
カストロ前議長は、
享年90歳との事で一生を革命に賭けた戦士でしたね。
世界にとって本当に惜しい人をなくしました。
ご冥福を祈ります。