中西部太平洋まぐろ類委員会で日本提案の漁獲枠拡大見送り・まぐろ枠台湾から３００トン移譲

マグロは日本の独壇場で世界各地で取り放題でしたが魚食産業拡大と

乱獲によるマグロの枯渇が問題視され色々規制が厳しくなって来た。

特にクロマグロの漁獲量激減した。

処が近年マグロが増えつつあるので日本は漁獲枠拡大を委員会に提案

此の委員会は日本・米国・韓国・台湾等１０ケ国で構成し、各国の操業

上限を決めて居ます。

現在３０キロ以上の大型魚の日本の漁獲枠は４８８２トン、３０キロ未満は
4007トンです。

今回日本の漁獲枠拡大提案は見送られたが暫定的に漁獲枠に至らな
かった３０キロ以上の大型魚の台湾枠の３００キロを日本に移譲して貰う
事で話しが決まった様です。

マグロの漁獲枠は海外と国内漁獲を含むので、国内漁獲にしわ寄せが
来ない様にして頂きたい。

マグロを目の前にして漁獲枠で漁獲出来ないと言う事がない様にして
頂きたいですね。

数は力なりの派閥倫理・二階派夏季研修会で開き直る・傘寿と副総裁棚上げ論蹴飛ばし幹事長継続か

数は力なりと堂々と言い放した田中角栄氏でした。

田中派は史上最大の派閥に成長したがロッキード事件で逮捕・解体
その後竹下昇氏が継承し現在の竹下派が継承・二階派はその亜流。

二階氏は麻生蔵相・菅官房長と共に安倍政権を支える大柱です。

今回１１日実施される内閣改造と党人事で幹事長続投が確実視される。

一部では傘寿の高齢で副総裁棚挙げ論が出て居たがまだまだ安倍首相
は二階氏に信頼を置いて居る様です。

その二階氏が福島で行われた二階派の夏季研修会で一人一人の国会

議員はたいした事は無いが仲間が団結すれば大きな力となる、それが
政治だと角栄氏の言葉を再び口にし派閥の結束を呼び掛けた。

威力を発揮して居た派閥政治は世間の批判に叩かれ壊滅か思われて
居たが政治の節目で生き返り今では七派閥と二つのグループが存在する。

最大派閥は安倍氏等９７名を擁する細田派。
阿倍氏の朋友麻生派は河野太郎・山東昭子等４２名です。

角栄直系の竹下派は茂木敏充等53名

自民党主流と名乗る宏池派の流れ岸田派46名です。
角栄氏の亜流とも言われる、二階派は伊吹文明・片山さつき等同じく４６名。

中曽根派から始まる石原派は石原伸晃ら11名。

アチコチの派閥を渡り歩いた石破茂の石破派は19名

谷垣グループ16名・菅官房長官率いる菅グループ10名

ただ派閥の流れは複雑に入り乱れそう簡単なものではない様だ。

現在何処の派閥にも属さない議員無派閥は45名で、高市早苗・野田聖子
議員等が居る。

派閥に所属して居ると領袖からモチ代が配布され閣僚になる確率も高く

なるが、集金力次第でランクが決まると言われていますね。

今なお派閥の是非は必要悪存続と、壊滅せよとの動きで揺れて居る様だ。