日々好日

さて今日のニュースは

日米貿易交渉自動車追加関税を免れ・米国産コメ輸入増抑制・日本産牛肉輸出増を図るか?

2019-09-16 07:48:22 | Weblog
安倍内閣の改造人事も終わりいよいよ日米貿易交渉も終盤を迎える。
日本の一番の懸念は自動車関税の重加算と米国農産品の市場開放
要求です。

日本側は米国に対し牛肉豚肉小麦はTPP並み関税削減や撤廃を
実施する。
米国産ワインの関税は貿易協定発効後7年目で撤廃。
ただ米国産コメについて最大7万トンのコメ無税枠を縮小し輸入増
を抑制する。
牛肉は攻めの農産物代表として米国向け輸出増を狙って居ます。
和牛ブームで18年米国向け牛肉は421トン33億円と5年前の4倍。
現在牛肉は年間200トンまでは1キロ当たり4・4セントと低い関税
ですが超過分は26・4%の高関税が課せられて居ます。
米国はTPP協定で可成り痛手を蒙った様でTPP並みに持って行こう
と相当焦って居る面もある様だ。
今年中に日米貿易協定が発効すれば多くの品目がTPP並みになる
と言う。
米国に屈する事なく国益のための日米貿易協定を締結して欲しい。



今日は9月第3月曜日で敬老の日

2019-09-16 06:22:46 | Weblog
日本には老人福祉法で決められた9月15日の老人の日と国民祝日法で
決められた9月第3月曜の敬老の日があります。
老人福祉法では9月15日から21日まで1週間を老人週間として居ます。
総務省が日本の高齢者について色んなデーターを発表しました。
まず65歳以上高齢者は前年より32万人増の3588万人。
全人口の28・4%を占め世界第1位の老人国家となる。
尚今後も増加し25年は30・0%に40年には35・3%に達すると予測。
現在4人に1人の高齢者が20年後は3人に1人となる勘定です。

就労高齢者は862万人で就業者の12・9%を占め、深刻な人手不足の
主要な担い手になって居る。
内訳は65歳以上男性就業者は512万人で女性350万人となって居ます。

15年国勢調査を基に推計し、総人口1億2617万人で、65歳以上の 
男性は1560万人、女性2028万人だったそうです。

年齢区分では70歳以上が2715万人・80歳以上が1125万人で
90歳以上が231万人・100歳以上9万人。
団塊の世代が一斉に65歳以上になって構成が大きく変わった。
また100歳時代も現実化してきましたね。
処でこの様に高齢者は増えて来ると社会保障制度見直しを迫られる。
今まで高齢者優先から、全世代型社会保障制度へとなる。
高齢者にも分相応の負担をして貰い、無駄な社会保障は削減する。
現役世代や次世代の幼児教育等に主点を移す政策です。
来年度予算はだいたいこの方向で動いて居る様ですね。
日本の復興に貢献した昭和時代の団塊の世代は一斉に高齢化し
テクノロジーとアニメ時代の平成世代が日本を背負って居ます。
ドンドン進化し今や昭和世代は時代のお荷物になりつつあります。
さて世界一の高齢者社会の日本の行く手はどうなるのでしょうね。