新聞等マスコミは連日熊本地震のニュースであふれて居ます。
今回の地震は震度7クラスの揺れが2度5クラスや3クラスが数回に亘り発生し今なお
終息して無い事です。
これは中央構造線の複雑な断層帯が大きく関わって居て、本震か予震かはっきりしない
事も関係して居る様で最悪の場合はもっと大きな断層帯のずれも予想されるらしい。
今回の地震で住宅の全半壊・一部損壊は2万7千棟を超え、死者の大部分は住宅倒壊に
よるケースが多いとの事。
関西大震災は家屋倒壊、火災発生で焼死者が多かったが、東日本大震災は津波による
死亡者が多かった。
今回地震による倒壊家屋は、2階部分が1階を押しつぶし倒壊したケースが多い事。
倒壊家屋は新しい建築基準法制定前の56年前の建物が多かった事。
新しい基準の家屋も地盤の特殊性で倒壊したのもあった事。
熊本地方は阿蘇の火山灰地帯が多く、地震の影響を受け易い事。
内陸部でも液状化現象が確認されたとの事。
また地盤沈下や亀裂があちこちで確認されています。
もしこれが人口の集中する大都市で起きて居たら、これまでの災害を上回る被害が想定
されると云う。
近く予想される南海トラフ地震の事を思うと身の毛がよだつ思いですね。
これは地震国日本に背負わされた運命なんでしょうね。
尚政府は熊本地震を阪神大震災・新潟中越地震・東日本大震災に続き4例目の特定非常
災害指定としました。
この指定を受けると運転免許証更新・飲食店営業許可等の期限延長が認められる。
また地震の影響の債務超過の企業破産手続き一時凍結等が受けられる。