コロナ禍で大騒ぎする世界にまたもや北朝鮮が新たな問題を起こした。
朝鮮戦争休戦の軍事境界線に隣接し板門店とは8キロにある北朝鮮開城
にある南北連絡事務所が金正恩委員長の妹金与正氏の予告通り爆破
されました。
理由としては脱北者が金正恩氏を批判するビラを大型フーセンでバラ
撒いた事への報復となって居ます。
しかし原因はそんな単純なものではない様です。
文韓国大統領は反日・反米・親北政策が基本で南北統一を目標として
居て北朝鮮経済支援や食料品援助等を柱に、開城を特区とした工業
地区を建設して居てそこに南北連絡所を開設し南北融和の象徴でし
たが諸般の事情で開店休業状態で無用な存在となって居た。
板門店が北朝鮮と米国の軍事的連絡場所とすると、開城の連絡事務
所は北朝鮮と韓国の経済的事務の連絡場所でした。
此れまで文大統領は南北統一を目指し北朝鮮に色々の約束をして
来ました。
処がこれが米国との関係で殆ど履行されなかった様です。
これに苛立った北朝鮮は早急な履行を迫り開城の無用となった連絡
所爆破を予告し実施したとも言われて居ます。
ただこれには言を左右し一向に会談に応じないトランプ氏への
警告もある様です。
金与正氏は南北軍事協定破棄と韓国への攻撃を示唆して居ます。
文政権にとっては思わない結果となりそうです。
尚開城連絡所爆破には中国がコロナ禍感染拡大防止で北朝鮮と
の国境封鎖が行ったので北朝鮮の経済がひっ迫し国内世論が
金体制批判となるのを恐れた一面もあるとか。
色々の理由がありそうですが北朝鮮は相当追い詰められた状況
にある様です。
各国はコロナ禍対策で北朝鮮までかまって居れない状況です。
それが余計北朝鮮を追い詰めて居る様です。
ひょっとすると朝鮮戦争休戦が破られまた紛争が起きる可能性が
出てくるかも知れませんね。