村上龍・坂本龍一 1989年講談社文庫版
書名の「Cafe」の最後の文字は正しくは「é」
「EV.」は「evolution(進化)」の略
このブログを始めたときに、すぐに、この本について書かなきゃって思ってた。
ところが、持ってるはずの単行本が、どこへいっちゃったか、探しても出てこない。この本を失くすわけないんだけどなー。半ばあきらめて、先日文庫本を買った。
この本は、高校を出てすぐぐらいの時期に、たまたま本屋で手にとって(村上龍と坂本竜一のどっちも好きという理由だけで)、読んで、深くハマッた本である。
私にとっての現代思想の入口となった本である。
高校生んときに、背伸びして「構造と力」なんて読んだけど、なんもわかっていなかった私に、何を読むべきか勉強すべきか教えてくれた本。
村上龍と坂本龍一が、豪華ゲストの6人、吉本隆明・河合雅雄・浅田彰・柄谷行人・蓮實重彦・山口昌男を迎えて、鼎談を行う。
そこで次々と繰り広げられる知の世界に、私は夢中になった。
ここから出発して、本を読んだり勉強してったことは数知れない。なんか面白い本ないかなと思ったら、この本を開けば、読むべきものはいくらでも見つかる。
特に河合雅雄と今西錦司のサル学の世界を知ったことは、すごく衝撃的で、その後の私に与えた影響は計り知れない。

書名の「Cafe」の最後の文字は正しくは「é」
「EV.」は「evolution(進化)」の略
このブログを始めたときに、すぐに、この本について書かなきゃって思ってた。
ところが、持ってるはずの単行本が、どこへいっちゃったか、探しても出てこない。この本を失くすわけないんだけどなー。半ばあきらめて、先日文庫本を買った。
この本は、高校を出てすぐぐらいの時期に、たまたま本屋で手にとって(村上龍と坂本竜一のどっちも好きという理由だけで)、読んで、深くハマッた本である。
私にとっての現代思想の入口となった本である。
高校生んときに、背伸びして「構造と力」なんて読んだけど、なんもわかっていなかった私に、何を読むべきか勉強すべきか教えてくれた本。
村上龍と坂本龍一が、豪華ゲストの6人、吉本隆明・河合雅雄・浅田彰・柄谷行人・蓮實重彦・山口昌男を迎えて、鼎談を行う。
そこで次々と繰り広げられる知の世界に、私は夢中になった。
ここから出発して、本を読んだり勉強してったことは数知れない。なんか面白い本ないかなと思ったら、この本を開けば、読むべきものはいくらでも見つかる。
特に河合雅雄と今西錦司のサル学の世界を知ったことは、すごく衝撃的で、その後の私に与えた影響は計り知れない。
