大岡信 2001年 講談社
きのう短歌だったんで、今度ぁ俳句。
百人一首に対抗(?)すべく、選んでつくられた百人百句。
“百人一句”っていうより百人百様っぽさがあるタイトルですが。
春、夏、秋、冬、そして新年・無季って分類で、百句挙げられています。
古いのも新しいのもあり、芭蕉の時代から現代まで、さまざま。
目次みれば「百句」なんだが、本文にはそれ以外の俳句もふんだんに並べられてるんで勉強になります。
いま久しぶりに秋の項をパラパラと読んでみて、いいなあと思う秋の句は
人それぞれ書を読んでゐる良夜かな 山口青邨
(「ぞれ」んとこは、ほんとは二文字つながりの繰り返し記号(「く」の長いやつ)に濁点ふったやつ=「〲」)
「秋の夜や紅茶をくゞる銀の匙 日野草城」ってのも、いいね。

きのう短歌だったんで、今度ぁ俳句。
百人一首に対抗(?)すべく、選んでつくられた百人百句。
“百人一句”っていうより百人百様っぽさがあるタイトルですが。
春、夏、秋、冬、そして新年・無季って分類で、百句挙げられています。
古いのも新しいのもあり、芭蕉の時代から現代まで、さまざま。
目次みれば「百句」なんだが、本文にはそれ以外の俳句もふんだんに並べられてるんで勉強になります。
いま久しぶりに秋の項をパラパラと読んでみて、いいなあと思う秋の句は
人それぞれ書を読んでゐる良夜かな 山口青邨
(「ぞれ」んとこは、ほんとは二文字つながりの繰り返し記号(「く」の長いやつ)に濁点ふったやつ=「〲」)
「秋の夜や紅茶をくゞる銀の匙 日野草城」ってのも、いいね。
