many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

原子水母

2010-06-19 20:51:15 | マンガ
唐沢俊一作・唐沢なをき画 平成11年 幻冬舎文庫版
これ文庫で出たとき買ったんだけど、以来、唐沢商会がお気に入りになったんぢゃないかと記憶している。
何が面白いかと言われても困るが、いま改めてあとがきを見たら、唐沢なをきが「あらためて読み返しても、ものすごく頭が悪そうで、よい」って書いてあって、笑ってしまった。
そう、開き直ったような、頭の悪そうな笑わせ方が、おもしろいんだと思う。
原作者のほうは、トリビアいっぱい持ってる、ある意味物知りなんだけど、できあがったマンガは、あくまでナンセンスな設定が多いし。
巻末に、ふたりが自作解説をしているが、そこでパロディの元ネタを明かしてたりして、けっこう勉強になるなー、というより、苦労してるなーと思わされたりする
「ああ、この××が××が、ほんほん」というフレーズ、最高である
(わかんない人は読んでみることをお勧めしますが、バカバカしくても怒んないように。)

続編の「ぶんかの花園」、単行本で持ってたんだけど、見当たらない。売っちゃったのかな。だとしたら失敗だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする