村上泰亮 昭和62年 中公文庫版
副題は、「戦後日本の解剖学」
政治学関係のつづきっていうか、勉強してたころに、ちょうど文庫が出たから読んだんだっけかって、思いだして引っ張り出してきた本。
戦後日本の経済システムの特性とかってとこには、あまり興味なくて、目次でいったら第二部の戦後日本の政治システム(「新中間大衆政治の時代」)を主に目的で読んだかな。
中流階級とも大衆社会ともつかないものを、「新中間大衆」現象と命名して、どういった行動をするか考えています。
単行本が出たのが昭和59(1984)年らしいんで、70年代後半からのいわゆる保守回帰現象ってのが何故どのようにして起きたかっていうのが、一つのテーマでしょう。
あらためてパラパラとみてると、>新中間大衆の間では、自分たちの政治的要求がみたされるならば、政権の内容にはこだわらないという姿勢が潜在的には強まってきている。このような場合に普通生じる平均的状況は、多党化であり、あるいは政権の流動化であろう。 なんてあるんだけど、もしかしたら、これって今でも起ころうとしてる?なんて思ってしまう。
(二大政党制を目指そうとして、去年政権交代までこぎつけたのに、その直後に多党化を招いていることについては、いろいろあるんだが、選挙期間中に目の前の政治のこと、個人的意見を語るのはヤメとくか。)
副題は、「戦後日本の解剖学」
政治学関係のつづきっていうか、勉強してたころに、ちょうど文庫が出たから読んだんだっけかって、思いだして引っ張り出してきた本。
戦後日本の経済システムの特性とかってとこには、あまり興味なくて、目次でいったら第二部の戦後日本の政治システム(「新中間大衆政治の時代」)を主に目的で読んだかな。
中流階級とも大衆社会ともつかないものを、「新中間大衆」現象と命名して、どういった行動をするか考えています。
単行本が出たのが昭和59(1984)年らしいんで、70年代後半からのいわゆる保守回帰現象ってのが何故どのようにして起きたかっていうのが、一つのテーマでしょう。
あらためてパラパラとみてると、>新中間大衆の間では、自分たちの政治的要求がみたされるならば、政権の内容にはこだわらないという姿勢が潜在的には強まってきている。このような場合に普通生じる平均的状況は、多党化であり、あるいは政権の流動化であろう。 なんてあるんだけど、もしかしたら、これって今でも起ころうとしてる?なんて思ってしまう。
(二大政党制を目指そうとして、去年政権交代までこぎつけたのに、その直後に多党化を招いていることについては、いろいろあるんだが、選挙期間中に目の前の政治のこと、個人的意見を語るのはヤメとくか。)