トーマス・マン 高橋義孝訳 昭和42年新潮文庫版
文庫本の正確な書名は「トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す」ね。2本立て。
持ってるのは昭和54年の22刷。
北杜夫つながり。っていうのは、北杜夫が、とにかくこの「トニオ・クレーゲル」が好きなんで、では読んでみようかと読んだ。
まあ、村上春樹の“ギャツビー”同様、ひとそれぞれ、深く心に刻まれてる青春小説ってのはあるんだろうけど、困ったことに、これまた私にはピンと来なかった。
どこが、どう、そこまで一人のひとを心酔させて、結果として将来その人に小説を書かせることになるまでの力があるのか、悲しいのかいまいちわかんない。
私にとっての、美しい文章による感銘を受けた物語って何か、って訊かれても困るんだけど。
文庫本の正確な書名は「トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す」ね。2本立て。
持ってるのは昭和54年の22刷。
北杜夫つながり。っていうのは、北杜夫が、とにかくこの「トニオ・クレーゲル」が好きなんで、では読んでみようかと読んだ。
まあ、村上春樹の“ギャツビー”同様、ひとそれぞれ、深く心に刻まれてる青春小説ってのはあるんだろうけど、困ったことに、これまた私にはピンと来なかった。
どこが、どう、そこまで一人のひとを心酔させて、結果として将来その人に小説を書かせることになるまでの力があるのか、悲しいのかいまいちわかんない。
私にとっての、美しい文章による感銘を受けた物語って何か、って訊かれても困るんだけど。