今日の新聞は、ほとんどが訳のわからない赤ちゃん連れ去り事件がトップ記事(無事で本当によかった)。我が故郷、仙台も、商店街にトラックが突っ込んだり、物騒になったものだ。風潮といってしまえばそれまでだが、人の心がすさんできているという一つの証左かもしれない。
今日の新聞で、目を引いたのは、ハインリヒ・ハラーさんのご逝去の記事。93歳とのこと。ブラビのセブンイヤーズインチベットをご覧の方は覚えてらっしゃるだろうが、オーストリア人の登山家だったが、ヒマラヤ登山中、当時オーストリアがドイツの支配下になっていたため、イギリスの支配下にあったインドで捕虜になり、脱走して、当時鎖国状態のチベットに潜入。そして、今インドに亡命中のダライラマ14世の若かりしころ、家庭教師を務めた人物である。ご冥福をお祈りする。
当時、チベットがこのような状態になるとは思われていなかっただろうが、少なくともハラーさんが、ダライラマ14世の目を海外にも向けさせた人物であることは間違いなく、今のダライラマ14世の行動のバックボーンになっているのであろう。
できれば、ハラーさんの存命中にもう少し自治権らしきものが認められればよかったのだが。チベットの文化も自然も風化の一途をたどっている。
私のホームページの”西蔵七日”は、もちろん”西蔵七年”をもじったタイトルなのだが、その中で、一番氏に縁のあるダライラマ14世のお住まいであったノルブリンカの写真です。主を失って46年以上経つ今も、残されたチベット人によって、きれいに整備されていました。ダライラマ14世ご存命中に、是非ここだけでも訪れていただきたいのですが。
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今日の新聞で、目を引いたのは、ハインリヒ・ハラーさんのご逝去の記事。93歳とのこと。ブラビのセブンイヤーズインチベットをご覧の方は覚えてらっしゃるだろうが、オーストリア人の登山家だったが、ヒマラヤ登山中、当時オーストリアがドイツの支配下になっていたため、イギリスの支配下にあったインドで捕虜になり、脱走して、当時鎖国状態のチベットに潜入。そして、今インドに亡命中のダライラマ14世の若かりしころ、家庭教師を務めた人物である。ご冥福をお祈りする。
当時、チベットがこのような状態になるとは思われていなかっただろうが、少なくともハラーさんが、ダライラマ14世の目を海外にも向けさせた人物であることは間違いなく、今のダライラマ14世の行動のバックボーンになっているのであろう。
できれば、ハラーさんの存命中にもう少し自治権らしきものが認められればよかったのだが。チベットの文化も自然も風化の一途をたどっている。
私のホームページの”西蔵七日”は、もちろん”西蔵七年”をもじったタイトルなのだが、その中で、一番氏に縁のあるダライラマ14世のお住まいであったノルブリンカの写真です。主を失って46年以上経つ今も、残されたチベット人によって、きれいに整備されていました。ダライラマ14世ご存命中に、是非ここだけでも訪れていただきたいのですが。
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